前回のこちらの記事の続き。
あ~さ行までの記事と同様に、
・年数記載なしは2020時点で書いたもの
・今回新しく追加したものは全て「2024追加」と記載
・2022年版の追加分も「2022追加」と記載
・同劇場に新しく追記した場合には「〇〇追記」と記載
で、た~わ行までの劇場の分をまとめてみた。
◆た行
帝国劇場
由緒正しき歴史あるザ・大劇場。ロビーからすごく雰囲気があるし、キャストの大きな吊るし看板とか柱のポスターとかがあって、この演目観に来たぞ!感が強いのもワクワクする。
天井のライトも数が多くてキラキラ。
1階は入ったことなくて、S席扱いの2階席に入ったことがあるんだけど、若干サイドよりだったけど特に見づらいとかはなかった気がする。私が行った時はステージに盆があったんだけど、それが平行ではなくて半分がちょっと上に上がってて斜めになってて、盆が回りながらステージの後ろから登場人物が現れる…みたいに見えるのが面白かった。また行きたいな、帝劇。
天王洲 銀河劇場
丸い。丸い劇場。駅近でアクセスは良いけど、近辺に意外と飲食店があまりない(というか時間的にやってない事が多い)のがやや難点かも。
前方4列はフラットだから若干前の人と被りそうだなと思った。(入ったこと無いので分からん)中方~後方は傾斜があるから、見やすい。劇場自体が縦に長くないので、後ろの方で観てもステージが結構近く感じたかも。あとなんか色味のせいなのか開演前の客席はやたら明るく感じるイメージがある。ロビーはそこそこ広いしホテルみたいに綺麗。
2階席は3列しかないからそれほどステージが遠くないし、前の人が邪魔で見えないこともなく、舞台全体を見渡せるから結構良い。3階は入ったこと無いので分からん。余談というか会場関係ない話だけど、原作が大好きな作品をここに観に行った時、人気キャストのファンの子にフライヤー頂けませんか!?って話しかけられてとてもびっくりした。初めて言われた。特にその子が目当てだった訳じゃないのでいくらでもあげるよ…ってなった。
そういえば、代アニに身売り(ちがう)して一時期変な名前だったけどいつの間にか戻ってたね…良かった…。
2022追記
以前の記事のを書いた時点だと推しが立ったことがない劇場だったので、数回しか行ったことがなかったけど、去年から今年にかけて推しが立つことが多く、主演の作品もあったのでかなり通い詰めて思い入れのある劇場の1つになった。
~H列くらいまで色んな席に入ったけど、D列まではフラットだし、E列以降も数列は段差が緩やかなので、寝転ぶ芝居の時は場所によってはマジで見えない。今はA列は潰しているとはいえ、C列はまだ見えるけど、D列はかなり悲劇。(1回だけ入ってもう入るまいと思った。) H~J列くらいはかなりストレスなく全体を見渡せるので、観劇という観点だとこの辺が一番向いている席かと思う。
今はB列が最前列だけど、ステージがやや高めなのでB列からでもステージ前方で俯いたキャストの表情とかまで良く見ることが出来てすごく良い。最前センターはかなり快適。この劇場ではたまたま殺陣とかの動きがある作品よりも、細かい心理描写とか関係性に重きを置いた作品を観ることが多いんだけど、表情をじっくり見やすいからそういう作品に向いてるかも、とか思った。
前方のサイドブロックも入ったけど、端に近い席でも首が死ぬとか見辛いとかは特になくて、サイドでも見やすい良い劇場だなぁと思った。斜めから見るからフラット席だとセンブロより逆に見やすいということもあったりした。
あと所謂サイドシートも最前列だけ座ったことがあって、ステージのセットに左右されるとは思うけど、見切れる所がほとんどなくてかなり見やすかったので驚いた。見えないかも…と思ってた自分側のステージ上部の捌け口での演技もよく見えて安心。その時がライブパート有りの舞台で、丁度曲中で推しの立ち位置付近のサイドだったので、真っ先にうちわ見つけてファンサしてくれてすごく良い思い出になった。そういうのが分かってる場合だとかなり美味しい席だと思う。
最近あまり2階席は入ってないけど、2階も全体を見渡すのにはめちゃくちゃ良い席。
余談だけど、推しは前から銀劇を憧れの劇場として挙げていて、銀劇に立つことが出来て、且つ主演として真ん中に立てたことをすごく嬉しいと語っていて、私もすごく思い入れのある劇場になったので、とても嬉しかった。
東急シアターオーブ
ヒカリエが出来て間もない頃に1度だけ行った。前はフラットだからやや見づらそうだけど、座席が互い違いになってるからそこまでじゃないのかな。15列目前後のサイドブロックに座ったけど、見えないところは特になかった。普通にグランドミュージカルだったんだけど初っ端席の後ろからキャストが歩いてきて、客席演出あるんだ…って何か驚いた(?)
ロビーから渋谷の夜景が見えるのが雰囲気があっていいなと思った。飲んだオレンジジュースがちゃんと果肉入りのやつで凄く美味しかったという思い出がある。笑
私自身は特に困った部分はなかったんだけど、動線が悪いっていう意見は見かけたことあるなあ。まあビルの上なので新宿FACE同様降りるのが大変というのはあるかな。
東京キネマ倶楽部
ここも劇場よりもライブハウスとして行ったイメージの方が強いんだけど、舞台作品でも行ったことがあるので触れておこうかなと思う。(スタンディングだったけど。) オーブで降りるのが大変みたいな話をしたばかりだけど、ここもビルの上にあるのにエレベーターが小さいもんで登るのも下りるのも超大変。笑
でも、元々キャバレーだった所を改装してるから、ノスタルジックな雰囲気がお洒落な会場。メインステージから階段で登れるサブステージがあって、ゴールドのドレープのたくさんある幕が降りてるから、そこからキャストが登場したりするととてもゴージャスな雰囲気がある。余談だけど、ライブで見に行った時はメンバーがそこでキーボード弾いてて凄く絵になっていた。あと、ビルの上だからジャンプするとめっちゃ揺れる。
東京グローブ座
ジャニーズがよく公演をしてるイメージの劇場だけど、観に行ったのはジャニーズではなかった。2階のバルコニーに入ったけど、小さいし劇場だし半円形でぐるっと座席があるのでどこからもステージは遠くないしよく見える。え…てかジャニーズが公演するには小さすぎない…?(今改めて思った)
東京宝塚劇場
2024追加
お友達に初めて宝塚に連れて行ってもらった時に行った。ロビーには素敵な大階段とシャンデリアがあり、赤い絨毯と白を基調とした壁がとてもゴージャスで素敵だった。まあ今は色々ある宝塚だけど、夢を売るという点ではこういう部分も徹底しているのだな~という印象を抱いた。
座席は2階席の真ん中位を手配してくれたのだけど(B席の前の方かな?)、オーケストラピット上のせり出した部分のセットが少し見切れるけど、おおむね全体を見渡せて見やすい席だった。
東京建物ブリリアホール
お前…一体どうしちゃったんだよ…何があったんだよ…大賞の会場。豊島公会堂の跡地に去年出来た劇場。本当に去年出来た新しい劇場なのか疑ってしまうくらい、一部の座席に人権がない。招待で行ったので3階の後方から観劇したんだけど、まず目の前に太い手すりがあって、ステージの中央が見えない。しかも、ステージがオーケストラピットの前にもせり出てる形だったので、そちらにキャストが歩いていってしまうと前の席で見えなくなる。設計者、一体何を思って作ったんだ…?3階の前の方の人もかなりみんな頭を動かして見てたけど、致し方ないと思う…だって見えないんだもん。
話によると、サイドブロックは前の人の頭でステージが見えないらしく、1列おきに販売するみたいな対応をしている所もあるらしい。帰り道も細いエスカレーターと階段しかないから、なかなか外に出れない。オーブよりずっと動線が悪いと思う。本当にブリリアホールあげるからACTシアターは置いていってほしい(?)
TOKYO DOME CITY HALL
2.5がよく公演している劇場だけど、あまり大きい演目にご縁がなかったから去年初めて行った。殆どアリーナで、偶数列も何回かあったから少し心配してたけど、思っていたよりも全然良く見えた。ドセンかサイドブロックだったからだと思う。サイド寄りのセンブロ偶数列とかだとセンターの良いシーンとかが被って見えん…と聞いた。個人的には7列目の通路席がステージと同じ目線だし通路演出もよく見えるし、一番当たりな席だったかも。他の演目でも逆サイドの同じ席に入ったけど見やすかった。
最前のサイドシートも座ったんだけど、他の劇場と違って思い切りステージの横にはみ出した部分がサイドシートになってる上にステージが高いから、逆サイドを見続けると首が死ぬ。確かに近いから殺陣とかは迫力があってよく見えるけれど、首は死ぬ。
1バル2バルは入る機会がなくてちょっと残念だったんだけど、3バルは座った。本当に上から眺めるって感じだから、殺陣とかがある舞台だとステージの前後どのあたりの位置で動いているかとか、段差のセットの上にいる状態をじっくり見られるので楽しい。
周りにはフードコートもあるしファミレスもあるし、時間はつぶしやすい。ただドームでなんかあったりすると激混みなので放浪する他なくなったりもする。
◆な行
中野ザ・ポケット
中野駅の近くの劇場が何個か立ち並ぶ中の1つ。入り口がコロンとしててなんかかわいい。ロビーもタイルでかわいい。私が行った時は整理番号順入場だったので、入り口に向かって右側に建物に沿って並んで入った。前はフラットだから若干前の人と被るけど、その後ろからは段差がしっかりあるので見やすい。段の上くらいに入って観劇した記憶がある。横幅が狭いので、上下はどのあたりに入ってもよく見えると思う。
会場の広さの割にステージに奥行きがあって、私が観た演目ではそれを生かして奥にもう1段高めのセットを作って前後で話を展開していて面白かった。機会があればまた訪れたい会場の1つ。
ニッショーホール(旧ヤクルトホール)
2022年追加
旧ニッショーにも行ったことあったんだけど、いつの間にか知らないホールがニッショーホールを名乗っていた。最近イベントで行く用事があって調べたら、全く違う所にあって驚いた。日本消防会館が建替えで閉館したので代わりにヤクルトホールが名前を変えて一時的にニッショーホールとして運営しているということらしいが、HPにちょこっと書いてあるだけなので、知らずに旧ニッショーに向かってしまうなんてこともありそう…。
そんな新ニッショー(仮)は、ステージ中央に取り外し不可の謎の花道がある。花道を使う公演なんて限られてるし、邪魔になることの方が多そう…。私が行った時は(多分フラットで見辛いからだと思うが)花道の周りには客を入れておらず、他のホールだと前方の良席になる部分がかなり削られていて前方はサイドしかないので、前で見たい人には辛い会場かも。私が行った時は丁度花道正面の段差席で、段差も付いてて前の人との被りもあまり気にならなかったので、一番見やすいのはその辺だろうなと思った。
Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
2024追加
ここも劇場ではないけど舞台っぽいイベントで入ったので。(ここで出ている舞台っぽいイベントは全部同じ作品です…笑)名鉄名古屋駅から1駅、金山駅から徒歩5分くらいの場所にあるアクセスの良いホール。周りもショッピングモールやご飯屋さんが多いので時間も潰しやすいしとてもいい場所だなと思った。同じ施設内にいくつかホールがあるみたいで、間違えないようにと呼びかけられていた。
ロビーは広くゆったりしていて割とお洒落な感じ。私が行った時は譲ってもらったチケットが3~4列目だったから前の方で嬉しいな~と思っていたのだけど、1~2列が潰されていて3列始まりだったので図らずも最前列…だった。客降りの関係で割と前の通路を広く取っていた公演だったからかもしれない。舞台はやや高めではあったけど、わたしが行った時は舞台と最前列の間がそれなりに開いていたからすごく見上げる~という感じにはならなかった。1~2列を潰していなかったらもう少し見上げる感じだったかも。ここもオリックスや人見記念講堂同様に、ステージから上下の袖に花道みたいに伸びる部分があるので、そこまでキャストが来てくれたら端の方もすごく近く感じるかも。
日本青年館ホール
実は改装後に初めて行った。1階は前でも後ろでもどこでもよく見える。後ろもそんなに遠いなあという感じはしない。(勿論表情ははっきり見えない遠さではあるけど。) 最前の端の方は、前に高いセットがあると若干見切れる部分もあるかなと思った。(あの席なんでサイドシートじゃなかったんだ) 今気づいたけど、2階席も昔は謎のバーがあって超見づらかったらしいけど、最近はそれがなくなったから普通に見える。近くはないけど見えない部分は特にないから全体を眺めるには良いのかもしれない。
しかし、横にホテルがあるから空き時間とか終演後に待ち合わせしてたりすると散らされて交換の約束がちょっとしづらい。ロビーを交換スペースとして開放してることもあるけど、収容人数に比べればロビーは狭めなので身動きが取れなくなることも度々。あと神宮球場のイベントと同日開催だと近隣の数少ない飲食店はぎゅうぎゅうになるのでちょっと困る。あと駅からちょっと歩く。好きだけどなんかちょっとが惜しい会場である。
日本橋公会堂
水天宮前付近にあるこじんまりとしたホール。開館から20数年経つのでロビーはやや古い印象を受けるけど、建物はすごく立派だし、会場内は恐らく改修などしていると思うので、内装も座席もすごく綺麗。
私が行った時はイベントで1席空け且つ2列目だったので、見やすさの良し悪しを判断できないのだけど、ステージがそれなりに高くて2列目以降傾斜があったので真ん中あたりで人が入っても結構見えると思う。歌舞伎の公演をやることもあるようで、花道が作れるようにもなっているらしい。まあこちらの界隈の舞台ではあまり使用しない会場だとは思う。
余談だけど、明治座まで歩いて10分ちょっとで行ける。
◆は行
俳優座劇場
歴史のある小劇場。駅の出口直結なので迷わない。ロビーがそこそこ広いので物販もあまりぎゅうぎゅうにはならないし、赤絨毯がなんだかレトロだなと思う。でも裏にHUBがあるという謎のギャップがちょっと面白い。あと、客席に向かう階段に謎の壁画があるのが気になると友達との間で話題だった。(ギリシア喜劇の人物像らしい…そっか…。)
客席は、中通路の前まではフラットだから、2~5列目はちょっと見えないな…という時がある。朗読劇で来た時は、終始動きがないもんだから、前の方の頭に被った一人の役者さんは終わるまでほぼ姿が見えなかった。(申し訳ないけど推しがそこの席じゃなくてよかったと思っちゃった。) ただステージは高めなので、動きのある普通の舞台ならサンモールのような悲劇は起きない。そこそこ見える。後方は段差があるので見やすい。
余談だけど、ここから少し歩いたところにある昔ながらの雰囲気の洋食屋さんがリーズナブルなのに超美味しい。メニューも沢山あるから、飽きない。俳優座に行くときは大体そこで食べて帰る。
2024追記
2025年4月に閉館してしまうとのこと。寂しい。
ぴあアリーナMM
2022追加
劇場でもホールでもないんだけど、この界隈のライブイベントでよく使われる会場なので取り上げておこうと思う。2020年に出来たばかりの大型音楽アリーナ。東京・神奈川には他にも音楽系の箱が沢山あるけど、微妙にキャパが小さかったり音響・照明が舞台作品向けでないことも多く、ぴあアリは2.5次元系舞台のライブイベントですごく重宝されているんだと思う。
1万人規模なので、普段劇場やライブハウスに慣れ親しんでると入った時やっぱりシンプルに「デカ」と思う。アリーナは所謂アリーナなので後ろの方は埋もれて見辛いとは思うけど、そこはもうどこの会場も同じなので仕方がない。大きな花道が組まれることも多いので、当たり席は結構前から後ろまであると思う。花道の横の席だった時は最高だった。
2階席は上の方でもそこまで遠くなく、そこまで上から見下ろす感じにはならないので逆に細かなパフォーマンスとかはかなり見やすいと思う。音の跳ね返りも少ないし、台詞もくっきり聞こえるので音響も悪くないと思う。3階4階は入ったことないのでわからない…すみません。
一ツ橋ホール
2022追加
ザ・多目的ホール 。ロビーはそんな感じしないけど、入るとめちゃくちゃ広くて結構驚く(802席)。
座席は、前数列はフラットで、その後ろは一応傾斜が付いてるけどかなり緩やかなので、真ん中あたりの席でも前の人に被ってステージ下部がかなり隠れてしまう。行ったのがトークイベントだったので、キャストが座ってたりするとかなり見えなくて辛かった。
ヒューリックホール東京
流石は元・映画館、座席が最高の椅子。全ての劇場がヒューリックホールの椅子になったら良いのに…と思ってしまう。900席で2階席なしなので、後方はステージからはかなり遠い。双眼鏡必須だと思った。でも元映画館なので前方からしっかり段差があって、前でも快適に観劇できる。なんて良い劇場なんだ…。
音響設備に自信があるらしく、確かに横に大きくてすごく良いスピーカーがある。ここで生演奏ありのバンドものの作品を観たこともあるけど、確かに音割れとかもなく耳が痛くもならず、いい感じだった。ステージに奥行きがあるので、段差が付けられているセットが多いかな。広くて見やすいから動きのある作品も映える劇場だと思う。
有楽町マリオンの上にあるから、溜まると邪魔になってしまう。けどなんせ11階なのですぐに外に出られないし微妙な隙間時間はどこにいるべきか難しい。あと、会場前に物販列を作るんだけど、11階に時間ぴったりに到着するなんて無理に決まってるのに数分早く着いても突然エスカレーター登ってきた人から列を作ったりちょっと不可解な対応をすることが多くて劇場は好きだけどなんだかな~という部分もある。
余談だけど、結構浅草橋ヒューリックホールと間違えて来る人が多いらしい。そっちも行ったことあるけど、あそこはただの広めの多目的スペース。
福岡サンパレス
天神駅や博多駅からバスで10分と駅からのアクセスはちょっと微妙な大ホール。白っぽいホールの建物に、灯台みたいなホテルの建物がくっついていて、マリンな雰囲気がある。遠くからも分かるくらい大きく福岡サンパレスと書かれているので、おお、来たなぁって気持ちになる。
客席は、所謂「大ホール」といった感じ。1階の中方くらいで数回観劇したんだけど、よく見えた。でもなんせ大きいから表情はぎりぎり見えるかなぁくらいだった。後ろの方だと絶対双眼鏡あったほうが良い。2階3階は入ったことないのだけど、友だちに聞いたら1階の席のそのまた後ろに2、3階がくっついている感じだからめちゃめちゃ遠いとのこと。2階のバルコニーは1列1席ずつしかないし、1階の中方の上くらいになるのでそんなに遠くないし、快適ビューだとのこと。
ホール自体は良いんだけど、周りにホテルの飲食店とコンビニ以外ほぼ何もないのでご飯とか暇な時間はちょっと時間を持て余す。ホテルのカフェも公演がある時はお客さんが多すぎてケーキが売り切れてドリンクしか飲めないみたいなこともあって、お腹空いちゃうね。余談だけど、行った時近くのホテルに宿泊したんだけど、今書いた通り周りに何もなくて、天神の駅の方まで歩くも時間が遅いから数少ない店も殆ど営業してなくて、ちらっと見てたらまだやってますよー!と店員さんが声をかけてくれた中華でご飯食べた。本格中華で麺が美味しかった。あの店員さんが声かけてくれなかったらコンビニ飯だったかもしれない。それはちょっと寂しい。
ブルースクエア四谷
2024追加
去年名前が変わったばかりらしい(旧四谷3丁目ドリームシアター)。多目的スペースといった感じの小さな会場で、バーイベで行った。縦長でこぢんまりしているけど、4列目くらいからしっかり段差があって後ろの方でもよく見えた。やや見下ろす感じにはなったかな。
特筆すべき点が特に思い当たらない、可もなく不可もなくな感じの会場だった。入り口がちょっと狭い。あとどこで物販をやっていたのかが謎だった。(スペースなくない?と思ったので…もしかするとステージ越えたところにスペースがあったのかも?)
◆ま行
舞浜アンフィシアター
ディズニーリゾートに突然現れる全面ガラス張りのホール。ロビーが広いのでスタンド花置きたい放題。パネルなんかも飾られていることが多い。ライブイベントでもよく使われている箱で、会場外のスペースが広いので、開演前はグッズの交換で賑わっている。でも、ずっと留まっていると潮風で髪がパリパリになる。最近、その賑わいに対してランド側のお客さんから景観が壊れるとかなんとかで苦情が入ってるという噂が回っていたけれど、そう言われても、こちらは開催された所に来ているだけなのでどうしようもない…という気持ちになる。
劇場内は、半円形のステージを客席がぐるっと囲むような形なので180度様々なところからステージを見ることが出来る。前・中・後方ブロックに別れていて、それぞれ横に5つのブロックに分かれている。Cブロックが前方のセンブロなので、一番正位置から観られるのはCブロックだけど、Aブロック前方に座った時は、ステージ後方を向いているキャストの顔を覗くことが出来て、普通の会場だったら隠れてしまうような部分まで見えるのが魅力だったりする。前方からきちんと段差があるので見やすいけど、中通路が広いのでその分後方は高さがあってステージはすごく遠くなってしまう。まあでも全体は眺めやすいし、通路が広い分通路演出があると映える劇場だと思う。
あと、中央にせり上がる盆があるので、この会場でやる演目はステージ下から登場する演出が頻繁に用いられる。しかもこの盆、外側と内側で反対に回ったりもするので、ダイナミック。ある作品でベッドが下から出てきたり、キャストがそのベッドに寝そべったまま盆が降りてったりしたのは、良いシーンなのになんかちょっと面白かった。あと中通路にはトロッコが通ることがある。こんなところでトロッコ使えるんだ……と思った。
三鷹市芸術文化センター 星のホール
最寄りの三鷹駅からはちょっと距離のある、小さなホール。他の施設も併設なので、建物の入口をくぐるとすごく広い廊下(ロビー?) があってちょっと驚く。私が行った時は自由席だったから3列目だったか4列目だったかのセンターに座ったんだけど、2列目以降1列ずつ高い段差がついているので、快適ビューだった。その分、後方の席は高さがあってステージを見下ろすような感じになると思う。ステージの高さは低くもなく高くもなくといった感じで、最前でも首が苦しいとかはなさそうだった。
私が行った時は、ステージ奥の壁に文字が映し出されるライトパネルのようなものがあって、斬新な演出だなあと思ったんだけど、あれはあの会場の設備ではなくてその時用のセットだったのかな、多分。
三越劇場
日本橋三越本店にある、戦時中も焼けずに残っていたという歴史ある劇場。劇場に入ると、壁には教会の窓のような金の装飾や彫刻があったり、天井にステンドグラスがあったりと全体的にヨーロッパの建築のような豪勢な雰囲気がある。ただ、前から後ろまで傾斜が殆どないし、座席も互い違いになってないので、後ろの方はステージで座られたりしちゃうとかなり見えない。前方も端の方から前の人の頭の間を縫ってセンターを見るほうが見えるのでは?という感じである。
朗読劇でここの劇場に来た時は、中前方くらいで観劇したんだけど、ステージに4人キャストが座る形式で、始まる前から一人が完全に見えないことが分かってしまって、「推しあそこに座ったら終わりやわ」とドキドキした。幸い別の席だったんだけど、そこに座ってたキャストさんは最後に挨拶する時までどんな人なのかわからず、ひとりオーディオドラマだった。普通のストレートの時は動きがあったのでまだ見えたけど。
サンモールにせよ俳優座劇場にせよ、古い中くらいの劇場って大体みんなこんな感じなので、雰囲気は好きだけど観劇するってなるとなんとも言えない。複雑。
明治座
2022追加
幾度の建替えを経ている、歴史ある劇場。(今調べたらめちゃくちゃ焼失していて驚いた。)入り口・ロビー・会場内も重圧感があって観劇に来た!感をとても感じられてワクワクする劇場。ただ5列目まではフラットで舞台もそこまで高くないので、かなり被ってしまうので場所によっては結構見辛い。でも客席と舞台が近いのでステージの後方のキャストの表情もじっくり見られるのは嬉しいかな。椅子も長時間座ってもそこまで疲れないので悪くない。10列目くらいだと傾斜があるし、遠くもないので見やすいと思う。私は主に年末恒例のアレ*1で行ったんだけど、前方だけでなく、10列目くらいもうちわもめちゃくちゃ見つけてもらえたので嬉しかった。
2階席は一回しか入ったことなくて、確か左?に入ったんだけど、S席だったのに舞台袖寄りが酷いくらい見切れてて、お前はS席を名乗るな。舞台にすごく近くはあるので、推しがうちわ見つけてくれて嬉しかったくらいしか良いことなかった。
あと、フライングのセットがあるので、色んな人が飛ぶので楽しい。鳩とか。
森ノ宮ピロティホール
いかにもホールです!っていう外観の大阪城の前にある劇場。2階席がなくて、縦にも横にもひろーい劇場。3列目まではフラットだけど、それ以降は少しずつ段差がある上に、ステージに向かって客席が緩やかに曲線になっているので、前でも後ろでも端でも見やすい。ただステージが広い分、最前の端は結構「端だな…」という気持ちになる。ステージは気持ち高めなので結構見上げる感じになるので、セットが高いとちょっと疲れる。逆に後ろからは上から下までステージ全体がキレイに見える。ただしステージは遠いので双眼鏡必須だと思った。観に行ったのが大体客降りのある演目なので、2階席がないというのは強い。どこに入ろうと必ず客席演出が見られるので。
余談だけど、ここで観劇をするときって大抵大千秋楽公演だから、客席の写真とか見てるとなんかちょっとしんみりする。あと隣にキューズモールというショッピングモールがあって、時間はつぶしやすい。ただ公演時は混んでるので、時間があれば駅の近くのラーメン屋まで行っちゃう。よく地下ドルちゃんとかメン地下がミニライブをやっている気がする。サンシャイン噴水広場みたいな感じで。
◆や行
よみうり大手町ホール
2022年追加
読売新聞ビルにあるホール。出来てから10年も立っていないので、ロビーも劇場内もすごく綺麗で明るい。劇場の壁が木が編まれたような独特の模様になっていて、印象に残っている。4列目から段差があるんだけど緩やかだし、ステージが低めなので前方は前の人の頭がちょっと被る。あと10列目くらいでも意外とステージが遠いなぁという印象を持った。(段差がつくから見やすくはある。)
ロビーは広いので、のんびりしやすいし、退場もエスカレーター1本道の割にスムーズだった。観劇するという観点だとこれといった特筆点はないけど、悪くはないかな~という印象の劇場。
余談だけど、周りがオフィス街なので、土日マチソワ間とかにお茶しようとか思うと店が割とやってない。友達と二人で彷徨った果てに近隣のチョコレート屋さんでチョコドリンク飲んだ。
よみうりホール
2022追加
ビックカメラの上に急に現れる劇場。上述のよみうり大手町ホールとは打って変わって50年以上の歴史のあるホール。古いけど綺麗にしてあるし、椅子も悪くなかったので、居心地は悪くなかった。客席が丸く、2階席が1階席と地続きになっていて2階席の左・右の最前列は、1階の最前列とほぼ同じ位置…という面白い形になっている。
私が座ったのはH~J列というほぼ真ん中列のセンブロ且つ1席空けだったので、傾斜もあってすごく見やすかった。丸い客席に合わせてステージも上下が少し客席側に湾曲してるんだけど、ショークラブが舞台の作品だったので、ショーパートで客席を煽るのに上下に広がれるから丁度良さそうだった。笑
◆ら行
六行会ホール
りっこうかいと読むらしい。新馬場という驚くほど馴染みのない駅にあるホール。ここに行く時に初めて京急に乗ったんじゃないかというレベルで京急自体にご縁がない。小さなホールだけど、座席は2列目以降全部段差があるので、とても良心的。ステージに奥行きがあるから、後方に段差を作るセットが多いのかな。私が行った時は、奥に細かく何個か段差が作られてて、キャストさんが行ったり来たりするので広がりが感じられてよかった。2列目に座ったことがあるけど、前方でもステージも高すぎず低すぎず、疲れずに見られる。
この規模の劇場にしてはロビーもすごく広くて、快適だった。お見送りハイタッチ会のある公演だったけど、ずらっとキャストが並んでも狭く感じないくらいだった。めちゃくちゃ余談だけど、観に行った公演に出ていた某ミュキャスの方がこの時はまだ可愛らしい感じだったのに、最近フライヤーで見かけたら超ムッキムキになっててめちゃくちゃビビった。5年の間に何があったんだろう…。(全く劇場関係ない話でごめんなさい)
◆わ行
ワーサルシアター
こちらも八幡山とどちらかというとあまり行かない駅にある小劇場。駅前なのでアクセスは良い。劇場内に入る時、地下に続く階段を降りていくので、ライブハウスっぽい雰囲気がある。固定座席・固定ステージがあるわけではないので、本当に演目によって座席の感じは違うと思う。私が行った演目はステージが低めで、客席に1列ずつ大きく段差が付けられていて、ちょっと上の方から見下ろすような形だった。会話劇メインで大きな動きもなかったのでちょっと上からじっくり見られてよかった。
2024追記
2020年に閉館してしまった…。
こうして見ると本当に色んな劇場に行っていて自分でも驚くのだけど、書き出してみると劇場ごとに本当に色んな個性があって面白い。新しい劇場も増えているので、様々な作品がそれぞれの魅力を最大限に引き出せるような特徴のある劇場で公演が出来たら良いな~と願っている。
*1:る・のアレ