ささやかな備忘録

いつか死ぬ日の僕のために

舞台のS席・プレミアムシートの特典グッズについて考える会

舞台作品、特に最近は2.5次元と呼ばれる作品や若手が多く起用されている作品の前方・センターブロック確約の席種のチケット(通常はS席とか、プレミアムシートとか呼ばれるもの)には、何らかのグッズが付いてくることが多い。

もらえて嬉しい品物も勿論あるが、同じ作品を何度も観に行く俳優のオタクとしては、いくつももらうと結構後々の保管に困る品物も多い。遠征時には荷物を減らしたくて配って帰ることもあるし、友達に配ることもあるが、それにも限界というものはある。この前丁度部屋の片づけをしており、それなりの年数分の様々なS席特典が出てきて、どうしよう…という気持ちになったので、折角なので、今までもらったS席特典を振り返りながら、"真に嬉しいS席特典"について考えてみようと思う。

※全てが独断と偏見です。

 

目次

 

布もの

・トートバック

割と多い特典。デザインが悪くなければ舞台期間にガンガン使って、ダメになったら替えられるので悪くはない。配ることも出来る。10枚とかあると嵩張るので保存はしづらい。

実用度 ★★★★☆

収納適合度 ★★★☆☆

困る度 ★★★☆☆

 

サコッシュ

トートバッグと似たような感じだが、私自身はあまり使用しないのでちょっと困った。バッグほど嵩張らないし、よく使う人は嬉しいかも。周りの友人達もあまり使いそうな人がいないので、行き場がない。紐を外してポーチに改造しているファンの方を見掛けて、それはすごく良いなと思った。

実用度 ★★★☆☆

収納適合度 ★★★☆☆

困る度 ★★★★☆

 

・バンダナ

付いてきた作品が作品(ヒプステ)だったので、カラーギャングか?と思ったが、お弁当を包む時には使えるかもしれない。でも正直あまり要らない。嵩張らないので保管には困らない。でも要らない。

実用度 ★★☆☆☆

収納適合度 ★★★★☆

困る度 ★★★☆☆

 

・作中の部活ジャージ

タンブリング』の特典で、作中で登場人物画着ているのと同じデザインなので、観劇しながら着ているとマネージャー気分になれるのですごく良かった。中原幸子さんデザインなので可愛くて、部屋着にも良い。めちゃめちゃ嵩張るので何着ももらうとかなり保管に困るけど、プレミアムシートの倍率が高かったので欲しい人が多くて、すぐ譲渡先が決まって渡して帰れたのであまり困らなかった。今も部屋着にしている。

実用度 ★★★★☆

収納適合度 ★☆☆☆☆

困る度 ★★☆☆☆

 

・布マスク

当時劇場だとほとんど不織布マスクが推奨されてたので使わなくない?という気持ちになった。マスクケースとセットだったりしたので、マスクケースだけで良いのに…と思った。

実用度 ★★☆☆☆

収納適合度 ★★★★☆

困る度 ★★★☆☆

 

・ハチマキ

「○○親衛隊」の○○部分に好きなキャスト(キャラクター)の名前を書いて使えるようになってるハチマキ。『歌謡倶楽部艶漢』のバナナシート(前方エリア)の特典。「○○親衛隊」は原作準拠の設定で、ショー形式のイベントだったので、付けてキャストと盛り上がると気持ちが高まるという意味では割と楽しい特典だった。しかし終わった後どうすれば良いのかわからないし、人にもあげられない。私も正直どこに仕舞ったか覚えていない。

実用度 ★★☆☆☆

収納適合度 ★★★★☆

困る度 ★★★★☆

 

布もの以外の実用系

・チケットケース/チケットホルダー

まあまあ良くある特典で、大抵が小さめサイズのクリアファイルのような形状のもの。電子チケットでない限り紙のチケットを持ち歩くものは必要になるし、作品ごとにデザインにオリジナリティがあるし、割と消耗品なのでいくつあっても困らないのでありがたい。ほぼ同じ形状でマスクケースという名前の場合もあるが、サイズが微妙に違うくらいで大体同じもの。

実用度 ★★★★☆

収納適合度 ★★★★★

困る度 ★☆☆☆☆

 

・コンパクトミラー

私が以前もらったものは結構可愛かったので普段使い出来た。(ミュージカル『魔界王子』の時のもの) ミラーもまあ壊れやすいものではあるので、消耗品としてスペアを保管しておくのはアリだと思うので、多少数があってもまあ許せるもの。同社の別舞台でキーホルダーミラーが付いていた作品があって、それも可愛いなと思った。

実用度 ★★★★☆

収納適合度 ★★★★☆

困る度 ★★☆☆☆

 

・DVD

劇中歌のMVのフルバージョンが収録されたDVD。回替わり特典だったのもあり、これは特別感があって嬉しかった。ダブり分は来られなかった友だちにあげたので丁度良かった。

実用度 ★★★☆☆

収納適合度 ★★★☆☆

困る度 ★☆☆☆☆

 

・ホッカイロ

寒い季節の特典。消耗品だし人にも配りやすいし嵩張らないけど、袋にキャストの写真がプリントされているので若干使いづらかった。でもまあいざとなれば使えるので、そんなに困らない。

実用度 ★★★★☆

収納適合度 ★★★☆☆

困る度 ★★☆☆☆

 

スマホリング

デザインが凝ってて可愛かったけど、使用しないのでどうしよう…と思ったまま引き出しに仕舞われている。コンパクトサイズなので収納には困らないが。使う人は嬉しいかもしれない。

実用度 ★★★☆

収納適合度 ★★★★☆

困る度 ★★★☆☆

 

・傘

今までの特典の中でトップ・オブ・どうしろと?だった特典がこれ。(艶漢の特典) 折り畳み傘とかではない。プリントの入った大きめのビニール傘(しかも回替わりで色ランダム)。 雨の日の観劇時は何故か2本の傘を持って帰らなくてはならないという不可解な事が起こった。実用性は確かに高いけど、何本もあるのはかなり困る。1本は暫く使っていたけど、それ以外は未だに押入れの奥に仕舞われている。

実用度 ★★★★☆

収納適合度 ★☆☆☆☆

困る度 ★★★★★

 

紙もの

・ミニビジュアルブック/ミニフォトブック

メインビジュアルやブロマイドとは異なるアザーカットのキャスト写真などが収録されている小さな冊子。そこでしか見られない推しの別ショットが見られるので単純に嬉しい。沢山あると困るかもしれないが、持ち歩きやすいし、人にも紹介がてら配りやすいし、そこまで困らないかもしれない。

実用度 ★★★☆☆

収納適合度 ★★★★☆

困る度 ★★☆☆☆

 

・パンフレット

物販で売っているものと同じパンフレットがプレミアム特典で付いてきたことがある。買えるものをわざわざつけるというのは理解が出来ない。何冊も要らないし、嵩張るし、配り辛いしとても困る。

実用度 ★★☆☆☆

収納適合度 ★★☆☆☆

困る度 ★★★★☆

 

・カレンダー

個人的に困る特典第2位。年末の舞台作品に付いてきがち。絶対に1年しか使えない上にスペアが全く要らない品物だし、そもそも俳優のオタクは大量にカレンダーを所持しているので、使用することすらないこともある。かなり困る。取り敢えず友だちに配ってみるが、限界はある。トップ・オブ・困るは傘だと思っているが、付属頻度を考えると一番消滅してほしい特典かもしれない。

実用度 ★★☆☆☆

収納適合度 ★★★☆☆

困る度 ★★★★★

 

・ポストカードセット

キャスト全員分のポストカードのセット。それなりに嵩張るので沢山あると困る。大抵のオタクはバラバラにして交換している。

実用度 ★★☆☆☆

収納適合度 ★★☆☆☆

困る度 ★★★★☆

 

・ミニレターセット

極上文學の特典で、古川紙工のそえぶみ箋シリーズの作品オリジナルバージョンだったんだけど、作品に合わせたモチーフと作品の判子の柄ですごくお洒落だった。使いやすいし、消耗品だからいくつあっても困らないし、良い特典。ただし、極上文學だから出来る特典のような気もする。同作は手拭いとかトートとかが特典のこともあったけど、レタセが一番良くない!?と思う。

実用度 ★★★★★

収納適合度 ★★★★☆

困る度 ★☆☆☆☆

 

・特典用ブロマイド/トレカ

大抵の場合、販売分とは別のカットのキャスト写真が使用されていることが多いブロマイドやトレカ。ランダムなこともあるが、単純に推しの別ショットが見られるのは嬉しいし、何枚あっても嵩張らないので困らないし、配りやすい。

実用度 ★★★☆☆

収納適合度 ★★★★★

困る度 ★☆☆☆☆

 

結論

シンプルにブロマイドやトレカを付けてもらえるのが多分一番嬉しいし、ありがたい。

 

*****

こうして並べてみると本当に多種多様な特典があってユニークだな~と思うし、制作側も色々試行錯誤の末に特典を決めているのだろうな~というのが伺える。

でもやはり、シンプルで嵩張らないものが一番ありがたいというのが事実である。何故なら、オタクはそもそも荷物が多いし、推しの写真が増えるのが嬉しくないオタクは少ないと思うので……。

 

記事に上げている以外で面白い特典をもらったことがある方がいれば、是非教えてください。