舞台とサ終に翻弄されて告知が遅れてしまったのですが、
2025年11月23日に開催される「文学フリマ東京41」(第41回文学フリマ東京)へ
ささやかな備忘録 出張版として出展予定です。
久しぶりに本が作りたいな~と思って申し込みました。
当日は以前投稿した
「ファン文化の「あがる(上がる)」と「降りる」に関するノート ー「担降り」「他界」「卒業」ほかオタクの"ファンを辞める"言葉について」をリード章として、ファンカルチャー・オタクカルチャーの言葉や様式についてあれこれと考える本を新刊として制作・頒布予定です。
ありがたいことにこの記事は色々な方面の方に読んでいただいているのですが、
この「あがる(上がる)」と「降りる」以外にも、ファンカルチャー・オタクカルチャーには、同じ事象を指していても別の言葉が使われていることや、同じ物事を行おうとしていても別の様式が使われていることなどが色々あると思います。(例えば有名な所であれば、旧ジャニーズの「担当」とヴィジュアル系の「本命麺」や一般的に使用されている「推しメン」といった言葉など)
こうした違いが何を起源に発生するのか、どうしてその文化には「その言葉」である必要があったのか、といったことについて考察する本にしたいと考えています。
こういった現代文化を分析するというのは、日々移りゆくものであることも含め、過去の事象を分析するよりも格段に参考となる文献や作品を探すことが難しいので、「正しいことを解き明かす」よりは「移りゆく流れを掬いあげて少し深く考えてみる」という方向性の本になるかと思います。また、ポップカルチャーの面白い部分を掬いあげたいぞ!という気持ちで執筆しておりますので、完全にネガティブな意味で使用されている言葉(人を貶すような言葉等)については基本的には取り上げる予定はありませんので、ご承知おきください。もしご興味がございましたらよろしくお願いいたします。
また、以前頒布した
「「量産型」のゆくえ-「量産型女子」から褒め言葉としての「量産型オタク」へ」
についても、ありがたいことに文フリ後も通販でお買い求めいただくことが多く、今2冊ほどしか残部がないので、一緒に増刷して持ち込む予定です。
頒布価格は以前と同じ金額で設定の予定ですので、こちらもご興味がございましたらよろしくお願いいたします。
別ジャンルで本を頒布する予定の二次創作のウェブオンリーのイベントがうっかり全く同じ週末に重なってしまったので、急にめちゃくちゃ執筆月間になりそうですが超頑張ります…。頑張って書きます~!
また近くなりましたら告知させていただきます!