ささやかな備忘録

いつか死ぬ日の僕のために

現実はそれでも続いていくから―WATARoom produce『セーブ・ザ・ダディ』~VIVID CONTACT事件簿~ 今更すぎる感想・雑感など

気付けば新年度だけど、いかがお過ごしでしょうか。

私は推しが昨年からゆったりスケだから、この前久しぶりの出演舞台で久しぶりに全通したり、合間にアイドルのライブとか好きな作品の舞台挨拶で遠征したりしてたら4月になっていた。

その舞台の感想もいずれ書きたいと思っているのだけど、まず先にずっと書こう書こうと思って書けていなかった作品の感想を書きたいと思う。ずっと書こうと思っていたら1年半弱経ってしまったので本当に今更…?なんだけど笑、映像化されていないこともあり、未来の自分が思い返すためにも良かったな~と思った作品のことはまとめておきたいので、書いておきたいと思う。

 

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観劇を始めた頃に良く観に行っていたのが小劇場の演劇だったのもあって、今も劇団や個人制作オリジナルのプロデュース公演なんかを好きで観に行ったりすることがある。

私は推しのお芝居が好きだから、大きな劇場で2.5含む派手な作品に出演してくれるのもすごく嬉しいけど、そういった小劇場の演劇でゴリゴリのストレートのお芝居をする推しも見たいな~と良く考えている。けれども最近特にあまりそういう機会がなくて残念…と思っていた所で発表されたのが『セーブ・ザ・ダディ』への出演だった。

発表された時、個人事務所のプロデュース公演だ!ヤッタ!と喜んだのを覚えている。勿論好みや制作者の腕もあるので小劇場の公演が全て面白い訳ではないけど、ビビコンは推しの事務所の先輩も良く出ていて観たことはないけど知っていたし、あらすじがシンプルに面白そうだったので期待していたら、実際に面白かったので嬉しかった。

 

公演情報を見ている時、柏さんが今作のメインビジュアルにいる女性と同じ格好をして「マリカ」という女性として出演情報を流しているのを見てどういう仕組みだ!?と思ったら、WATARoomは柏さんが所属タレントの全てを"一人で演じている"事務所であり、「マリカ」もその中の1人だということだった。柏さんが演じる「マリカ」というギャルが、他の役を演じる…という二重構造になっている訳である。劇中劇という訳ではなく、現実に地続きの場所にいる「演じられた人」が何かを演じるのを見る…というのは見ていると頭が攪乱させられる不思議な感覚があって、すごく面白い試みだな、と思った。

 

会場は恵比寿エコー劇場。初日に行った時に、ここ来たことあるな!?と思ったけど、何だったかは全く思い出せず…。先着で取ったチケットが1~2列目だったけど、2列目からしっかり段差のある劇場なので、すごく見やすかった。

丁度出展した回の文フリと時期が被ったので…笑、それの準備をしながら6回観劇した。

 

ストーリーは、主人公であるギャルのマリカが大好きなパパ(鎌苅健太さん)とマリカの将来について言い争いをして喧嘩したまま事故で死に別れてしまう所から始まる。実感がわかなくて泣けないマリカを友達のギャルのテンテンが慰めている時、偶々再生したドラマに若い頃俳優をやっていたパパの姿が映る。パパにもう一度会いたいと思いながらいつの間にか眠りに落ちた2人は、目を覚ますと知らない男性と若い頃のパパに出会う。2人は再生したドラマの中に入ってしまったことに気が付き、そのドラマでは最後にパパ(の役)が死んでしまうことを思い出したマリカはパパが死なないように奮闘する…というものである。

主人公が「マリカ」と同じ名前だけど、ここでは「マリカ」がマリカという人物を演じているということかな?と思っている。テンテンを演じたのはピン芸人のピクニックさんなのだけど、ギャル2人の会話が漫才みたいにテンポが良くて且つ、ギャルの会話らしい不条理感もあって見ているのが楽しかった。笑

この作品、舞台端に枠みたいなものが付いたセットになってて初めは何だろう?と思ったんだけど、眺めてたら古いテレビのフレームだということに気が付いてなるほど!!と思った。セットにもドラマに入ってしまうことを仄めかす要素が組み込まれているのが面白い。

 

マリカとテンテンが入りこんでしまったドラマは、探偵もののサスペンスドラマ。「サカサマ島」に住む謎解きが好きなお屋敷の主人が最高の謎解きゲームを行うために、8人の謎解きが得意な人物を呼び寄せる所から話が始まる。(実はこの舞台自体がそのシーンから始まっている) その8人の中の1人が榊原徹士さん演じる四条司という中々クセの強い探偵であり、マリカたちと初めに出会う人物である。この初見から感じるクセの強さが、後々ドラマの見せ場に繋がってくるのがすごく好き。笑

そして彼を迎えに来たのがマリカの父演じるお屋敷の主人の従者・野際さんである。ほぼ無人島なこの島に急に現れたギャル2人を放っておくわけにもいかず、お屋敷に連れて行ってくれる。この時の2人はまだドラマに入ったことに気が付いていないので、パパそっくりな人が現れたマリカの動揺が少し切ない…。

 

お屋敷には既に他の7人の謎解きが得意な人物が集まっていて、これまた個性豊かなメンツ。彼らが順番に自己紹介をしてくれるのも何となく如何にもドラマぽくて面白い。推しはその中の天才准教授・醐醍さんを演じていたんだけど、こんな可愛い准教授がいるかー!って観る度に思ってた。でも、自分の得意分野のことを聞かれてペラペラ強弱付けて話し始めると止まらなくなる所はすごく准教授っぽさがあったので、お芝居でしっかり作り込んで来てくれてるのが嬉しかった。あと押しはメガネの人物を演じることが少ないので、それも嬉しかった。笑

他の人物も医者、弁護士…等々それぞれ全く違うバックグラウンドを持った人が集まって、それぞれ口癖みたいなものがあって(推しは横顔を覗く材料が~とか横顔が見えてこない~とかだった) サスペンスドラマらしくなってきたな…!と思った所で、それぞれの人物が自分の推理を披露する時にそれぞれかなりクセの強いキメポーズをするのがかなりメタで笑ってしまった。MAXのNANAさん演じる尾上さんのキレキレのポーズめちゃくちゃ美しくて好きだった。笑

これ、それぞれの人物がバラバラのバックグラウンドを持っている訳だけど、実は演じている方々もベテラン~若手俳優、お笑い芸人、ダンスグループ…とバラバラで(柏さんが千秋楽の時に異種格闘技と言っていたのが面白かった)、そこに繋がりがあるのもある意味メタだけど、バラバラ感にリアリティを加えている感じでピッタリだな~と思ったりした。

何回目かの公演からテンテンちゃんが明らかに醐醍さんにメロメロになっていて、キャ~って感じの振る舞いをするのが可愛かったし、ポーズ決める時にメガネを持っていてあげたり、ポーズを決めた後にBIG LOVE!って言ったり、ハート作ってるのもコミカルで可愛くて癒し箇所だった。笑 テンテンちゃんに好かれているのを分かっててチラ見したり、ありがと♡って爽やかに伝える所なんかは人の反応を楽しんでいる節がある。笑 ところで作中で数名がやってるゴ〇ブリポーカーってなんですか?笑

 

この辺りでマリカとテンテンがここがドラマの中で、野際さんが最後に死んでしまうことを思い出すんだよね。この思い出すシーンもシリアスになり過ぎないようにギャルっぽい突拍子のない感じが盛り込まれているのもテンポが損なわれてなくて好きだった。そこから、2人で野際さん=パパがせめてドラマの中では死なないように、犯人を突き止めるために天才たちと推理バトルと始めるのだけど、そんな2人の思いも虚しく、屋敷の主人を筆頭に来訪者が1人、また1人と不可解な最期を遂げる。

暗い雰囲気を打開するためにテンテンが楽しい話しよう!地元に帰ったらやりたいこととかないの!?と残った人たちに聞くけど、誰からもやりたいことが出てこない。テンテンがこの問いを投げかけた瞬間に皆からフッと表情が消えたり、苦笑いしたり…少し空気感が変わるのが感じられて、この辺りから何とな~くこの物語のトリックが見えてきたように思った。私は主に醐醍さんを見ていた訳だけど、亡くなった奥さんとの結婚指輪をまだ嵌めていて、テンテンに問いかけられた時にこの指輪を触って切なく微笑むので、(最終的に明かされる)隠している悲しい思いが伝わってくるのが少し苦しかった。

結局他の来訪者も全員様々な方法で殺害されて、残された四条司が登場人物たちの発した言葉が写し出されるセットをバックにぐるぐると思考を巡らせ、彼のお決まりポーズらしい(?)ブリッジをして推理を導き出す。このポーズを見て急にこれってサスペンスドラマだった~!に引き戻される。笑 こういうサスペンスとコメディの塩梅が絶妙なのがこの作品の一つの魅力だったな、と思う。

 

結局、(ネタバレなので一応反転します)↓

これは自分がもう長くないことを知っていた屋敷の主人が、野際さんに頼んで、「推理が得意、且つ生きているのに耐えられないような出来事があり、死を望む人」を集めて完全犯罪に見せかけて死んでいくためのゲームだった。例えば醐醍さんは結婚したばかりの最愛の妻を事件で亡くしていた。事あるごとに指輪を触っていたのも、後を追うつもりだったんだな~という…。四条司はそれを見届けるために唯一それを知らされずに呼ばれた探偵だった。野際さんも最終的に屋敷に火を付けて主人と共に自害するつもりであった。

 

最後に屋敷を火を付けて主人と共に自害しようとする野際さんをマリカが追いかけて死んじゃダメだよ!生きてたらもっと色々出来るんだよ!!と呼びかけるんだけど、野際さんは涙を浮かべながら私は旦那様が好きだったので行けないと断り、最後にマリカに向けて君はこれからの未来を生きていくんだよ、という旨のことを語りかける。この時のケンケン演じる野際さんの炎の中で決意を固めている凛とした表情にすごくグッと来た。

野際さんとマリカは物語の序盤でも一緒にチェスをするシーンで交流をして、野際さんはマリカの未来を応援するような言葉を語りかけるシーンがあってすごく印象に残っていたから、野際さんが最後まで急に現れたマリカのことを気にかけていた様子に凄く胸がギュッとなったのを覚えている。

野際さんはドラマの人でマリカのパパではないけども、ドラマの中にギャル2人っていう異分子が入っている時点で元々のドラマ通りではないと思うので、彼が最後に彼女に告げた言葉にも少なからず"パパ"自身の意思が入ったものなのではないかなぁと思ってしまった。野際さんはマリカのことを知らないだろうけど、"パパ"としての思考でマリカに話しかけていたのかなぁ…って。

 

結局建物が崩壊してしまう寸前でテンテンに引っ張られて唯一生き残った四条司と共に間一髪の所で屋敷を脱出するんだけど、四条司が切ない表情で燃える屋敷を振り返ると、変な音楽が流れてきて、バックには文字が流れてくる。ここでテンテンが待ってこれ、エンドロール!?!?とツッコむのが本当に可笑しくて大好きだった。笑 さっきまですごく感動的な雰囲気だったのに、急にメタなツッコミが入るからさすがに笑ってしまった。

目を覚ますと、そこはマリカの家で、テレビに流れるのはエンドロール…。あれ、もしかして夢だったのかな?と思いながらも、マリカはパパのことを思って涙を流し、自分の将来についても考えたいとテンテンに話す。そしてパパが大好きだったカレーを食べたくなって2人で材料を買いに行くラストだったのだけど、マリカの少しスッキリとした表情が印象的だった。

パパと和解出来ないまま死んじゃったのは変わらぬ事実としてあるからハッピーエンドであるとは言えないかもしれないけど、ドラマの中で野際さんと話して、テンテンも背中押してくれて、マリカはちゃんと自分のために泣いて前を向けたのかな、と思った。

何もかもが上手くいくわけではないけど、それが現実というものであり、現実は何があっても続いていくものだから、その中で前を向いて生きていくんだよというメッセージが込められているように思えて、すごく突飛な展開でありながら、普遍的なテーマが描かれていることに気が付いて、それがすごく良いなと思った。

演劇って映像と違って観客である自分たちと地続きの場所で行われていることだから、普遍性みたいなものを感じられると、ああ、同じ世界なんだなと思えてなんだか嬉しくなるのだ。

 

単純に何度見ても飽きないテンポ感の良さとか、所謂サスペンスに異分子が介入するという見せ方ならではのシリアスさとコメディタッチのバランスの良さとか、全体的にとても好みだった~~!機会があればまた同じ事務所さんのプロデュース公演観てみたいな~と思った。

あと、推し、是非また小劇場の演劇に出演してください…!

2023年イベント・ライブまとめ【下半期】

静岡のTGC帰りです(?)上半期に続いて2023年下半期まとめ。

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★7~8月

・櫻井圭登・宮崎湧のマガジンズ〜不思議の国のマガジンズ〜

久しぶりの推しと仲良し俳優コンビの単独イベント!前回の続きで芝居パートは魔王と勇者がアリスインミュージックランドをテーマにミュージカルをする、という内容だったんだけど、女王とアリスの衣装がそれぞれ可愛くて最高だった。

推しの初脚本だったのだけど、お芝居を楽しむ気持ちとか2人でいると無敵な気持ちとかがすごく伝わってきて良かった。元ネタ知らなかったけどボカロの曲なんだね。女王の曲が色っぽくて好きだったし、マガジンズとしての新曲もすごくカッコ良くて好き!また聞きたいな。

ゲームコーナーで一番笑ったのは、客席借り物競争で客席だって言われてるのに自分のAirPodsプロ見せびらかした過ぎて楽屋に消える櫻井・2階から帰ってこないまま消える宮崎に巻き込まれて、松本さんが「オイ湧!!!!」って叫びながらステージに1人で立たされてる時間。松本さんいつも本当にありがとうございます…笑 あとbambooに所属してるのにバンブーの意味知らんかった推し。笑

2部の最後に2人が2人でいるとすごくハッピーだから、それをお裾分けしたくてマガジンズ始めたんだ~って話してたの可愛かった。2人を見てるだけで楽しいのでそれは伝わってくるよ~という…。曲中にそんなことある?というじゃれあい起きてたのはウケた。仲良し。イベント今年もやってくれるらしいので楽しみにしてる。ちなみに開催日が自分に縁のある日の開催だったから、特典会当ててその話できて嬉しかった。

 

仮面ライダーギーツ/王様戦隊キングオージャー 夏映画公開スペシャルイベント(サマステ)

・映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」公開初日舞台挨拶/公開記念舞台挨拶

・映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」キャストトークショー(関西)

・映画「仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」バトンタッチ舞台挨拶付き上映

7~8月に開催された各種夏映画イベント。別記事にまとめて書いたのでそちらをご参照ください。初めての体験も初めて行く場所も沢山あって良い経験になった。

appleringo.hatenablog.com

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・色々な十字架 インストアイベント

フリー入場で友達がみんな行こうかな~と言ってて私もちょっと気になってたからご一緒させてもらった。シンプルに歌も演奏も非常にレベルが高くて(粒が揃ってる感じ)とても素敵だった!

聞いていたよりもっと初野さんが歌うまでとても良かった。花言葉が一番好きな曲だからアコースティックver.で聞く機会があって嬉しい。今度は普通のライブも行きます。全然関係ないけど自主盤で今日は何杢代なの?今日はエビライだよ、というやり取りをしていたのをどうも周りの知らない方数人に聞かれていたらしく?笑 笑った。

 

・EBiDAN THE LIVE UNIVERSE 2023

初めて参加したエビライ。この記事でちょこっと触れた。

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私は元々エビダンのオタクではないのでよく知らないグループも沢山あるから楽しめるか若干不安だったんだけど、普段あまり縁のないキラキラのアイドルが歌って踊るのを見ていたらその雰囲気だけで楽しかった。(色んなマナーでモヤる所はあったけどね)

杢代くんが魔法をかけてでニコニコ踊ったり、ファンサで顔ハートをするのが可愛くて最高や!になった。衣装のスカーフが思い切りジャンプした時にフワッとするのも良かった。胸キュンセリフコーナーで微妙に滑ってたのは笑った。目の周りキラキラしてる~~!と思ってたらあとから上がった写真で本当にキラキラがついてた。

M!LKのテレパシーの時、欠席の柔太朗くんの代わりに口だけ開いたパネルが出てきてそこからメンバーが口だけ出して歌うというターンがあって結構笑った。優しさの形が独特だ(?)

アンコでリエネルちゃんのメンバーの子がギーツのファンらしく先輩におい仮面ライダー!って呼ばれてはい!?!って返事してたの笑った。2人で変身ポーズしてた。

 

RSK SUMMER LIVE 2023 花火

家に来ていたフォロワーに連れられて行ったんだけど、良輔さんの歌だけをじっくり聞く機会って今までなかったから、良輔さん歌うまいな~~!と思った。自分の声に合う歌い方をしっかりわかってる人の歌だ…と思った。しっとり系メインでバラードを沢山聞けたのもあったかもしれない。(バラードって歌の上手さがハッキリ出るから…) 花火、優しくてすごく素敵な曲だなと思った。

たけすけさんとのコラボパートもあって、たけさんがオタクのペンライトに対して、怖い!止めて!振る時指示だすから!っていうたけさん笑った。良輔さん「そんなこと言う人初めて見たぁ」

 

★10月

・杢代和人 フォトエッセイ「365」発売記念イベント

東京だけじゃなくて名古屋FSの次の日にやるよ!と発表されて慌てて宿を取り直した(?) 前日のFSで最前座ってたんだけど、お渡しで あ!て顔してるからなんやと思ったら昨日最前のこの辺!座ってたの見ました!て言われてエーー!?と言ってしまった。記憶力…。

あっち向いてホイは名古屋でも東京でも負けた。彼はあっち向いてホイがめちゃくちゃ強いです。(謎の英語の翻訳文みたいである(?) ) そして近くで見ると本当に目が大きいな~と思う…。

 

・bamboo カレンダーサイン会2023

年に一度の推しのサイン会~!例年より一回一回がゆっくり話せたのでめちゃくちゃ楽しかった♪ 好きな所に書いてもらえるからリクエストして爆笑しながら推しが色んな所にサインしてくれるの本当に楽しいのでずっと続いてほしいイベントである。

詳しくは書かないけど、大分前に達成できなかったことがあったので(?)今回もっかいやってくださいよ~って話してみたらやってくれたので達成できて嬉しかった!最後の周回で、最後なので…挨拶します…ありがとうございました…って言ったら、こちらこそ…って言いながらいつも出る直前まで気を付けて!!って言ってくれるのが本当に優しいな~と思った。

 

★11月

・原因は自分にある ARENA LIVE 2023「因果律の逆転」

本当に良いライブだった~~!開幕バーン!って音鳴ってうわっ!って驚いてたら幕が下りて、杢代くんは銀髪になっており、初っ端これは、夢___!?!になりかけた。連番のお姉さんが取ってくれたチケットがセンステの斜め前、横を見れば数m先にトロッコみたいな最高の席だったので感謝…。(チョコループの時にもくトロッコがすごく近くで止まって、サビ終わりの顔をきゅ~てする表情があり得ないほど可愛かった)

セットも演出もかなり力入ってたし、メンバーの気合いの入り方もひしひしと伝わってきて驚くほどあっという間に終わっちゃったライブだった。私たちが原因になるってことだろうな~とは思っていたんだけど、原因は自分にある。で始まり、原因は君にもある。でラストを閉めて君たちが原因だ!って宣言して答え合わせをして終わるのが鮮やかすぎてすごく良かった。7人のこと、もっと大好きになった。

Mr.Androidのパフォーマンス見たの初めてだったんだけど、無機質と人間味の合間みたいな振り付けがすごく印象に残った。あととにかくジュトゥブが可愛くて…好きだ…になった。蝋燭も素朴なのに広い会場にもすごくマッチする曲で聞いてて心地よかった。杢代くんが本当に蝋燭を付けてたんだけど、なかなか付かず、音楽も待ってくれてメンバーも待ってくれていたので応援した(?) Museum:0はセットもカッコ良かったけど、激しい曲なのにメンバーが全員すごく笑顔で踊っているのが印象的だった。歯が見えるくらいの笑顔のメンバーもいて、重く激しくというよりも"あなた"がいて生まれた1枚ということで、そういうストーリー付けがされてるんだなーと思った。

ていうか杢代くんがセンステにいた時に見えた横顔があまりにも美しくて、こんなに美しい人、この世界にいるんだーって改めてびっくりしちゃった。アイドルのオタク絶対続かんと思ってたけど、今年もまだまだ好きでいられそうで嬉しい~。

 

・第3回 EBiDAN スポーツマンヒップ

初めて聞いた時「テニミュの大運動会みたいなこと!?」って思ったけどまあ大体そうだった(?) 笑 Colorful Monkeys負けてしまったけど、世梛くんを奉る登場めちゃ笑ったし、杢代くんはドッジで最後の最後に大活躍してるの見られて嬉しかった!ワンエンみんな、腕力が強すぎる。カッコいい。あと借り物競争がハードすぎて笑った。

猫耳チョコループ可愛かった~~!自分の顔Tだったの笑ったけど。笑

 

・櫻井圭登 1st リリースライブ

推しの初ライブ。急に楽曲リリースするって聞いた時はめちゃくちゃ驚いたけど、推しの歌が大好きなのですごく嬉しかった…。オリジナル曲もカバー曲もどれも推しの優しくて繊細な歌声にぴったりで聞いててやっぱり歌が好きだな~…と思った。

オリジナル曲3曲の中だと音源はクレヨンが一番好きかもと思ってたんだけど、生で聞くとMASSIVEが一番のびのびとした歌声を聞けて好きだった!(特典会で推しに伝えたら、本人もライブ映えするよねと言ってたので)

1部はマイクスタンドを使い忘れてごめんねてナデナデして謝ってたのが面白かったし、2部の方がリラックスして歌えてて、最初のバラードからのよすががめちゃめちゃ暖かい歌声で沁みたし、1・2・3の時の煽りすごく楽しそうで良かった。俺歌わないから!みんな頼んだ!っていう煽りは斬新(?) 

カバーのセレクトが超推しの趣味で良かったんだけど、2部で歌ってたイエスタデイが推しの繊細で温かい感じの声の雰囲気に合う曲で好きだった。歌詞で真っ先に選んだというアカシア、そういえば昔今なんの曲好きですか?って聞いたらアカシア超良い曲なんで聞いてください!って言われたの思い出した。2部で水取ってきてこれがアーティストかぁ…みたいな話をしながらそのまま水を置きに行き、「飲んでなくない!?」って言ってたの笑った。来てくれた友達もみんな楽しんでくれて嬉しかった!!

あと特典会で前からずっとやりたかったポーズで撮れて嬉しかった!!懐かしいな!?て言われて笑った。

 

・にごダイブ!

各々役者がキャラ作ってきて発表して実況者のむつーさんがTRPGについて教えながらゲームをプレイするっていう新しいスタイルのイベントで新鮮だった。仲のいい俳優の集まりだったのでチームワーク良く進んでいくから面白かったけど、一回の時間が長い上に朗読劇より動きがないから…ちょっと…疲れてしまった…(特に1部)。シナリオは2部の方がゲーム感が強くて見てて面白かったな。推しのTRPG上の作成キャラのビジュアルが、事前の動画だと本当にどんなキャラ、、!?と思ってたのでちゃんとカッコいいキャラが出てきて安心安心 チャラいキャラだったからなのか衣装が素足サンダルなのも笑った(?)三好くんも聞かされてないまま急に発表された裏設定も面白かった。

2部の挨拶で推しが「SNSで僕がキャスティングしたんじゃないかって言われてるんですけど…違います!!スタッフさんが櫻井さん、皆さんと仲良いんですよねって選んでくれただけです!ww」って言っててめちゃめちゃ笑った。久しぶりのいのちとの絡み見られて嬉しかったな~相変わらず気の置けない関係性!みたいなのが伝わってきて。

 

★12月

さくらしめじ TOUR「ゆくえ」

さくらしめじJUNONで見た頃の小さい彼らのイメージしかなかったので、エビライで歌声を聞いて良い成長をされている…!?と思いながらアルバム聞いたらとても良くて、そのアルバム引っ提げたツアーが開催されるって聞いて行っちゃお~になった。彪我くんの歌とギターは優しくて芯が強い感じで素敵だったし、雅功くんの歌声も真っ直ぐ通る感じで良かった…。

アルバム曲も定番の曲もバランス良く聞けて嬉しかったな~。エンディングの持ってる雰囲気がとても好きなので聞けて嬉しかったし、彪我くんの才能…!になった。

多分慣れない箱だったのであろう、倒れちゃった子がいて、その子を運ぶために出ていった子達が戻ってきたENの最後に、あの曲聞けなかった人いるよね?最後って言ったけどもう一曲演奏しますってMy Sunshineを2人のver.でやってくれて、優しすぎん?て気持ちになった。さくらしめじ、良い奴ら。

 

・111年目の中原淳一

中原淳一が昔から結構好きで、友達と見てきた。絵もデザインも今のカルチャーに通ずるものばかりで、本当に先見の明と才能が上手く合致した人だったんだな~と思う…当時のパターンの再現服が沢山並んでたのでよりそれを実感出来たしかなり見応えがあって嬉しかった。

この人は戦後と戦前では時代に合う和服の様相が違うからって新しい浴衣や着物を提案してたんだけど、デニムにりんごのアップリケだったり、ビニール皮革の帯だったり、かなり自由な発想でのびのびと素敵なものを作れる才能と行動力が脱帽ものだなって…。回り回って今の時代和洋折衷のお洒落と通ずるものがあるし。

女学生とか少女文化の展示での出品だと絵や文が殆どなので、人形も展示されてて嬉しかった!生で見たことなかったから。あと絶筆の作品も初めて見られた。

 

・圭登と尚弥のホームパーティ

ミュミュの新作が発表されたのを受けて、直接そうとは言わないが、思い出話しようやの会として高本さんやゆづちゃんも呼んで開催してくれたイベント。

久しぶりの4人のやり取りを見てすごく懐かしい気持ちになれた平和なイベントだった~!思い出のシーンのVTR流してくれるシーンがあったんだけど、私は柊先輩にお花を渡すシーンが一番好きだから、ゆづちゃんが選んでくれて嬉しかったよ。このダンスカウントが多くて難しかったんだよね(シャンテシャンテで通じるの笑う)、ゆづちゃんと丹澤さんの客席のシーンが…口説きのシーン台本なくて…とか当時の裏話を沢山聞けて嬉しかったな!

2部のジェスチャーゲームのワチャワチャ具合見てて楽しかったww ゆづちゃんが多分カエル?のジェスチャーしてるのを当てる側が推しで、「うさぎ!?違う!?え!?可愛いね!?!?」って叫んだのが面白すぎて。笑 北川さんへプレゼントしたいものを聞いて引きぎみの高本さんゆづちゃん…とかの雰囲気も懐かしかった。笑

 

・「仮面ライダー WINTER THE MOVIE」 初日舞台挨拶

1日有休取るのは難しそうな日だったのでゲンゲン大阪は止めたんだけど、どうせ見る予定だし午後なら行ける!と思って杢代くんいないけど両方行ってきた。

初回が取れた中で一番前入ったら一般最前だったのでウケた。瑠雅くんがホッパー1の真似でボケても誰もツッコんでくれないので、「誰かツッコんで!?」「今日杢代いないから、、」「杢代いないのキッツイな~」「私が杢代くんの分も頑張ります(←宮島おねえさん)」と度々杢代くんのツッコミを待ち続けるみんながいて面白かった。TTFC回でも瑠雅くんと簡がボケる度に「誰かツッコんでーー!」「杢代はよ来てやーー!!」になってたの本当に笑った。

フォトセッションの時に不在もくの代わりに藤林くんがバッファケミー連れてきたんだけど、運び方雑すぎて笑った。なんで俺だけケミーなんだ!?っていう音声がわざわざ入っててめちゃめちゃ良かった。

マジェードの発表前だったので、見てからりんねちゃん、好きになってしまう…になってた。心ちゃんが自分は変身したことないから、麗世ちゃんに変身は思いっきりやっちゃえ~~!とかアドバイス(?)してた話が可愛すぎた。

「一年間みんなを見てきて、どうにかなるって知ってたから!」って言ってるのに愛を感じてキュンとしてた。お衣装可愛かったな~!

 

・松田昇大「Monochrome」vol.4

友達の推しのライブにまたお邪魔してきた~。

前にお邪魔した時より歌が安定してるし色気があったので聞いていて安心感あって良かった!!!なんかの曲でバッて回ってたのカッコ良かった。友達のIRISのフリに対する感想が面白すぎて思い出す度笑いそうになる。

 

・K ONEMAN LIVE「Burst the beautiful hate2」

5年ぶりくらいに好きだったバンドマンを見てきた。当時通っていた友達と並んで見られたのがとても懐かしかった。

数日前にKさんが急に声が出なくなっちゃって、ほぼインストライブだったんだけど、私は当時好きなバンドマンのギターの音がすごく好きだったので、久しぶりに堪能出来てこれはこれでかなりいいな、と思った。新曲がジャジーでお洒落な雰囲気で、ギターのフレーズも跳ねる感じでとても好きな感じだった。

MCが想定より大分面白いし懐かしい話もあって友達と笑い崩れてた(?)青山RizM、多分今まで行ったことなかったのに2か月で3回も用があったの面白すぎる。

 

・ゲンジブの、ゲンジブによる、ゲンジブのための集い

現場納め、げんじぶだった。この前のぴあは半分相合傘もFoxy Grapeもセトリに入ってなかったからパフォーマンス見られて嬉しかったな~!ミュージアム衣装でFoxy踊る杢代くん、色気がありすぎてめちゃめちゃ良かった。振り付けもあるし、表情も色気だ!になった。間奏のところのフリ、好き。黒髪ハーフアップの現場納めサイコ~すぎる♪

要人くんぽい曲は蝋燭に投票してたし、杢代くんぽい曲は半分相合傘入れたからラッキー(なんで?って声も聞こえてたけどやっぱり私もMCの通りパシフィコのイメージが強くて)光咲ちゃんのセリフ代わりに言ってたの聞けたの嬉しかった。蝋燭のダンスもとても雰囲気があって素敵だった。惚れさせ対決でネギ畑って言われる杢代のオタク達…笑

パートチェンジは本当に難しそうだったな~。空人くんの潤くんめっちゃ雰囲気寄せてて大倉プロだったし、かなり戸惑ってる光咲ちゃんの様子も面白かった。光咲衣装で蝶になった潤くん(蝶になった潤くん??)がわたしを捕まえてごらんなさ~い♪って走り回ってるのめちゃめちゃ笑った。予想の斜め上すぎる。笑

雅哉くんのセリフパート来るぞ、来るぞ…!と待ち構えていたら、力みすぎて観測者◎%△●、、!?だったのは本当に見事に崩れた笑 凌大くんが言ってたけどメンバーと客席があんなに見事にみんな崩れ落ちるのなかなか見られないよ。笑

 

こうして書き出してみると、私は舞台も音楽もファッションも美術も物語も大好きで、興味の幅が広い分、全部が色んな形で作用しあって自分の思想を形作ってるんだなぁと改めて思った(?)一極集中だとポップカルチャーを比較して面白さを感じるみたいな思考は生まれて来ないし…。

ただ自分の中での流行りも勿論あるから、それを実感出来るのも面白い。去年一昨年辺りはプリパラ見終わってから漫画以外のアニメとか二次元っぽいものはあんまり食指が動かなかったっぽい。(代わりに仮面ライダーにハマっていたからでは…)今年はまた好きな作品が動くから変わるかもしれない。今年も色んな文化に触れながら楽しく生きていきたいです♪

 

2023年イベント・ライブまとめ【上半期】

今までイベント系の年末まとめは書かなかったんだけど、

普段記録がわりに使ってたXことTwitterの今後が危うくなり、鍵垢遡るのが大変になったことから、ざっくり書き残しておこう~と思う。ひとまず上半期を。

 

★1月

・松田昇大 2nd LIVE 2023 ~Package~

友達の推しのライブ!松田さん、ファルセットがすごく綺麗だな~と思った。

あとLuv you crazyのダンスが素敵だった。手脚が長いのでステッキを使ったダンスが似合うよね。昔から音楽をやりたかったと聞いていたので、今楽しいんだろうな~という雰囲気を終始感じたのが印象的だった。

 

・小松昌平の盤・番・絆(BAN・BAN・BAN)! 第19回、第20回

推しがゲストだったので。ボードゲームをするのを見た後にそのゲームをテーマにした朗読劇を聞く…というイベントは初めてだったので新鮮だった。(そもそも声優さんの個人イベって初めてかも)

小松さんと推し、もう一人のゲストの三好さんはとある作品でとても縁があるのだけど、19回の朗読劇の小松さん書き下ろし脚本「ととのい伝 滝汗のサウナーたち」にその縁あるキャラクターに限りなく似た人たちが登場するのですごく笑った。「先生」という役名で一番客席がザワザワし始めて、色んなね、先生がいますからね?と説明しているのも笑った。小松さんと推しが2人並んで誰かに似た人(似た人)を演じて、「お前中々やるな」「お前もな」みたいなやり取りを見られる日が来るとは思ってなかったので、すごく嬉しかった!!

最後小松さんにどうでした?って聞かれて2人が順番に「役作りとかあんまり必要なかったです!」「言ったことのあるセリフとかありましたよ!」って言ってて無理だった。笑 小松さんと推しが当時お互いのその役を演じるのを見て互いの演技に影響し合っていたという話がめちゃめちゃ良いな…と思った。

ボードゲームは20回のまじかるベーカリーが印象に残ってて、みんなで協力して焼き上げましょうね!!って言いながら焼かなきゃいけないパンを増やしてドロンする推しと小松さんが裏切り過ぎて本当に笑った。1人残される三好さんのパンチャレンジはかなり手に汗握る展開だった(?) 3人ともサイコロ下手すぎる。笑

 

・後藤大個展 ホシノキオク

好きな友達がいて、一緒に見に行ってみた。私が後藤さんのことは詳しくない(のに何故か3か月後にアートの話をしているのを聞くことになるが…笑) けど、人間よりも無垢で神聖な存在になりたい気持ちがあるのかな~というのが感じられる作品が並んでいた。

描いてる猫のキャラクターが可愛かったので、小さいマスコットとかあったら欲しいかもしれない。

 

★2月

・超英雄祭KAMEN RIDER × SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2023

モリミュで有休取ったばかりで定時で走っても開演間に合わないし(武道館だったら間に合ったのに…)無理かなと思ってたんだけど、ギーツのキャラソン歌うよ~?という匂わせを見て走って行くことにした。ドンブラが先で助かった…(本当は全部見たかった!!)「月ノミゾ知ル。」と共に入場したの面白すぎる。横アリでギャルピースをするドンブラの面々たち…可愛い。

ギーツのトークパート、福さんがただのオタクなのが可愛くて笑顔で見守ってた。出演決まる前はバッファが一番好きで、簡くんもバッファが好きで…という話で、みんな、俺!?になってたもくちゃん可愛かったし、チーム上から目線という分け方笑った。道長くんの夢女になれることあるんだ、という気持ちに(?) そして「Undead Fire」聞けて来て良かった~~!になった。あと佐藤くんのダンスがとんでもなくキレキレで経験者か!?と思ったら経験者だった。大盛り上がりだった。

超英雄祭初めて参加したけど、錚々たるメンバーの歌が次々に聞けるのでめちゃお得で楽しかった!!私はSOPHIAが好きなので、松岡さんの歌が沢山聞けて嬉しかった。あと、ウィザード10周年て聞いて嘘!?てなった。(Life is SHOW TIMEが好きで良く聞いていたため)

 

・櫻井圭登 Birthday Event 2023

推しのバーイベ。30歳の節目だから、俳優人生丸々振り返る感じで懐かしい話も沢山聞けて嬉しかったし、コメントも本当に色んな人から来ていて、皆が口々にアツい男、ストイック、変な所もあるけど突き抜けててそこが良い、根からの舞台俳優、歌がうまい等話していて、それって私が推しの好きな所だし、演者側と表を見ている私たちに伝わっている人物像が一致しているのが嬉しかったな。

ほさかさんと推しの思い出が聞けたのも本当に嬉しかったし、末原さんと三上さんのコメント来た時嬉しすぎて変な声出そうになった。笑 推しを好きになった原点でもあるのでじっくり当時の話を聞けて嬉しかったな~。あと一色さんのコメントは本当に愛があって素敵だった。砂川くんの急な問題面白過ぎて崩れ落ちた。笑

昔の作品と最近の作品で聞いてみたいことがあったので、どちらも質問採用してもらえて嬉しかったな。(当時と今から見た自分とその人物の似ていた部分がどう変わったか~という点) 撮影会でちょっと昔の話出来たのも嬉しかった。

 

・Yurie Sekiya exhibition My♡Room

大好きなせきやゆりえさんの個展!わたしはせきやさんの描かれるもちもちしたギャルの女の子が好きなので、そんなギャルちゃんたちの日常を見られるような絵が沢山あって嬉しかった。いつもカラー絵が多い中でモノクロの作品が多い印象だったんだけど、それがオシャレする前とか、帰宅後リラックスしている時の何気ない家でのワンシーン感を強調しているのが素敵だった。

 

・原因は自分にある。「無限の終わり」リリースイベント

柏、朝7時。(「シブヤ 午後6時」みたいに言う *1 )

苛酷すぎる初現場だった(?) 詳しくは下の記事書いてるのでそちらにて。appleringo.hatenablog.com

 

★3月

・五美大

お友達が出展していたので、案内してもらいながら見て回った。大学によってガラリと雰囲気が変わるのも面白かったし、未来のある沢山の作家の作品を見られて嬉しかった!「どんな作品が好き?」と聞かれて「生を感じられる作品、かな…」と答えたの後から考えるとスケールデカくて面白かったな。

 

・砂川脩弥 ファンミーティング 2023

お友達に誘われて行くことにしてたんだけど、後から推しがゲストになってラッキー♪だった。砂川くんと推しの会話はすべて時間がゆっくりに流れるので、癒し空間…だった笑 天然ふわふわパンケーキ対決めちゃくちゃ笑ったんだけど、推しですらツッコミに回ってしまう砂川くんの天然さを堪能できた(?)笑

出題者がキーワード見てエチュードでもう1人にそのワードを自然に言わせるゲームで、推しが例の「ずっと一緒にいろよ」を言う側になってしまい、「?これ俺じゃなくない!?」となり、砂川くんがやってくれた(ちゃんと後ろ向いて)。笑 あと沖縄地元民のおじさんになる砂川くん怖かったんだけど、つられて女の子の役になってしまう推し。笑 シーサーケルベロスを見た推しが言葉に詰まり「カッコい~(棒読み)」を絞り出したのも笑ってしまった。(シーサーケルベロスって、何???)

 

★4月

・松本祐一の出張!おきゃく場所

松本さんのイベント。とても良い番号を引いてしまって笑った。学さんとの喋りも面白かったし、推しと良輔さんがワイワイやってツッコミに回る松本さんの図に本当に安心した。笑 忘年会の質問採用してもらえて嬉しかったんだけど、モニターの破壊を全員鮮明に覚えてるの面白いし、マリカーそんなに嫌だったのか…良輔さん…という。笑

松本さんはいつも推しのイベントでMCをしてくれるんだけど、大変だったことは推しと仲良し俳優がいつも2人の世界に行っちゃうから引き戻すのが一番大変!と言っていて、心当たりがあり過ぎて…。相方のせいにする推しにウケた。推しが松本さんからダンディの奥義を受けてて、まず髪を切ることから始めるのが良いって話してて、そうなんだ…と学んだ(?) ところで、桜の木が生えてる屋上って何なんですか?笑

 

ヒプノシスマイク 9th LIVE ≪ZERO OUT≫

合同ライブ初めてだったんだけど楽しかった~!友達と連番したんだけど、すごく良い席でめちゃくちゃ良く見えた。一番好きなのはナゴヤだから(単独に行った)、久しぶりにでらすげぇ宴のパフォーマンス見られて嬉しかった。

2日目に行ったんだけど、私は理鶯と銃兎のコンビが好きだから、デュエットでPrivate Timeが披露されて膝から崩れ落ちた。曲中ずっと別の場所設定だから対角線上で歌ってるのに最後にカンパイしに集まるのが…大人の関係性の築き方…で…。ちなみに二郎が好きな友達はBB's Cityで飛び跳ねてた。(正反対の喜び方でウケる) トロッコで野良猫をさがしていますするあまちゃんとても可愛くて…。実は私も次男末っ子コンビ結構好きなので、最後のにらみ合いで笑顔になった。夜光虫の榊原くん、かなりディズニープリンセスだったから友達に耳打ちしたら爆笑してた。(最後のキャスト全員出てきた所で榊原くんのハート爆撃をくらった)

ノバスも好きなのでUNITED EMCEEZのノバスの掛け合いかなり目の前で見て背中合わせ、アリガト~…という気持ちになった。あと印象に残ってるのは、絆で簓のお尻合い~のパートの時に竹内さんが葉山くんに思い切りケツアタックして、葉山くんが何事!?!って顔してた所。笑 めっちゃ笑った。

しかし有明アリーナの可動席が暴れる用に作られてないのでガッタガタ揺れてて酔いそうで、楽しかったけどしんどかった…。終始揺れてたわけではないからどうにかなったけど、ずっと揺れてたらリタイアしてたかも。辛い。

 

団地のお姫様を今日もゆく

ツイッターで見掛けてお洋服可愛いな~と思っていた作家さん(たうさん)が個展をするというので見に行った。インスタに上がってたルックを見て一番気に入ったスカートの実物を見たら本当に可愛くて、お買い上げしてしまった。他のお洋服も細かなディティールが丁寧に作りこまれてて、じっくり見られて嬉しかった。

「団地で逞しく生きるお姫様のお洋服」というコンセプトも、たうさんが考える"可愛い"の形が現実に溶け込んでいるものなんだというのを強く感じられて素敵だった。もっと沢山普段から可愛い服を着よう、と思った。

 

・YOUSAY SONIC 2023

ホリ譚に行く予定だったんだけど中止になってしまったので、被ってたから行けないな~と思ってたこちらのイベントに。学生の頃大好きだったTHE KIDDIEのギターの方の誕生日イベだったんだけど、そのバンドが限定復活するのと、他のメンツも懐かしいセレクトだったから行ってきた。ご本人が言ってたけど本当に同窓会みたいなメンツ。笑 武瑠が年取らな過ぎてびっくりした。

THE KIDDIEはトリだったんだけど、今まで色んなイベントでポツポツと復活してた時には演奏してなかった曲をやってくれて本当に嬉しかった!!!令和にNOAHの合唱が出来る日が来るなんて…。いつも割とクールな表情の淳ちゃんも最初からニコニコして楽しそうだったのが印象的だった。淳ちゃんとそらおが背中合わせで弾いてるの見られたり、smile.のツインギターの重ねも久しぶりに聞けて、行って良かったな~と思った…。

会場で後ろから誰かに話し掛けられたと思ったら学生の時の友達でびっくり!会えて嬉しかったな~。

 

・NonSugar 2nd EVENT「ノンスイートホットペッパーチリペッパー!」byプリパラ

合同ライブで見たノンシュちゃんが本当に可愛かったので、沢山見たかったから単独行けて嬉しかった。やっとシュガーレス×フレンズを生で聞けて嬉しかった~!衣装もダンスもザ・アイドルなので見ているだけで楽しくなる。トレジャー♪マイ*ランド!!!のワイワイ冒険してる所とか、夕日に向かってしんみり歌ってるのも青春ぽくて可愛かった。

私は日雅ちゃんのお顔がとっても好きなんだけど、ちりちゃんメイン曲で傘持って登場して扇子で舞ってたのが美しくてしなやかで素敵だった~~!ゲームパートでアーチェリーをもう1回やらせて!っておねだりするのも可愛かった。1回目のじゃんけんは可愛く見せてくれたのに2回目はめっちゃ雑なみにゃみとななみんも良かったです。3人とも本当にカワイイ!!!

そしてお披露目だった新衣装、新曲同様にいつもとガラリと雰囲気が変わって大人っぽい感じでとても好みだった。レザーが入っているのが素敵。プリティのライブは本当に衣装が可愛くて…それだけで見ていて楽しくなる。

 

・「サラウンド」3巻 発売記念トーク&サインイベント

好きな漫画家さんのトークが聞ける貴重な機会すぎて真っ先にチケットを取ったイベント。紺先生も田沼先生も大好きなので、和やかに作品作りのお話やキャラクターの細かなお話が聞けて本当に嬉しかったし、作品にこめられたハッとするような思いなども聞けて有意義な時間だった。特に印象的だったのが「彼らを良い子だとは思ってるけど"見本"としては描きたくなくて、こういう人もいるんだよという形で描いてる」というお話で、読んでいるとそれはすごく伝わって来るなぁと思った。

あと、普段フツーにいそうな男の子ばかり描いてて(手癖で目が小さくなりがちだそう)、少し前に登場した前野くんというイケメンキャラを描くのに目を大きく、眉毛と目を狭くして描いてて…ってお話しされる中で、田沼先生と「イケメンだから目を大きくしようって発想が…な…うちらまだまだ浅いな…」って結論付けてたのが面白かった。笑 紺先生の熱海くんの推しとかも聞けた。笑

サイン会はイラストまで描いていただけると思ってなくて一番好きなキャラ描いてもらった~!編集部の方が何で知ってくださったんですか?って聞いてくれてお話ししたのも面白かった。笑

 

★5月

仮面ライダーギーツ GOLDEN DESIRE NIGHT

飛天イベ。結構後ろの方の席だったんだけど楽しめた!ショーパートは結構コミカルな話で、ライダーが各々挑戦するパートが面白かった。笑 スピーチ挑戦でえー…では宴も高輪ですが…って話し始めるバッファ、笑う。

トークパートはハムスターウォーズ(なんやそれ)で一番ハムスターっぽい動きを15秒間した人が勝ち!だった中で、本気でセットの階段に歯を立てて齧り付いてた杢代くんが面白すぎて無理だった。笑 双眼鏡覗きながら待ってwwこれ本当に齧ってるwwwって爆笑してしまった。プロのハムスター…。

歌パートはOdds n' Endsの初披露がめちゃめちゃ良かった!最後の道長大智でベロバを支える椅子になる振付、ジャマガ組3人の関係性を表わしててすご…くない!?!になった。サビの振り付けもとても好き。

 

ワールドトリガー the stage リリースイベント

ニッショーホールの地底席、嫌すぎると思ってたんだけど、別にそれほど地底じゃなかった。

やってみたい(気になる)キャラで推しが麟児さんを兼役でやってるけど、純粋にファンとして演じる時に麟さん今何してるのかな~とか考えると話してて、植ちゃんに「友達か?ていうか麟児のこと麟さんって呼んでんの??」とツッコまれてるの面白かった。

敵の位置を教えろ!!のシーンで植ちゃんと台詞がずれたことがほぼなかった~という話から、前作からの積み重ねで横で…一緒に台詞を言うことが出来て…本当にアツかったですね~いや~本当にアツかった…って熱く語るので植ちゃんに「ファンか?」と言われる推しも笑った。植ちゃんはいつも的確なツッコミをくれて助かる(?)

 

・杢代和人 写真展「stem」開催記念イベント

杢代くんの写真展イベント。スペシャトークの現地観覧の当選メールが届いて本当に嬉しくてルンルンしながら行ったんだけど、入ったら30席しかなくて結構びっくりした…。後藤さんとの作品作りの話とか直接聞けて嬉しかったし、帰りにみんな当たったってことでしょ?強運の持ち主!って言ってくれたの可愛かった。

かなりアート寄りの写真展だったので、被写体は同じなのにそれぞれのコラボアーティストさんによって全くアプローチや雰囲気が違うのがすごく面白かった!私はぬいぐるみの国の王子様が好きです。可愛い。特典会も楽しかった。

 

宇野結也 Birthday Event 2023

推しがゲストだったので行ったんだけど、初めから終わりまですべてが盛りだくさんでここが特に面白かった!みたいなことが書きづらいくらいのイベントだった。笑

推しが宇野さんに「人間力が強い」って言ってて、すごく納得してしまったな。宇野さんは推しのこと「逆に守ってあげたくなっちゃう」て言ってたけど、確かにふたりって佇まい的にも演技的にも正反対かも、と思った。推しがスプの時に稽古場でも包み込むような優しさがあった~というような話をしてる所にあんな役だったのに??ってツッコんでるの笑ってしまった。あと杉江さんへの印象が全く一緒なの笑った。どこで話が出ても笑いを掻っ攫う杉江大志…。

口パクで相手が何言ってるか当てるゲームがあって、宇野くんが出題側で"安心してください、履いてますよ"を言うターンがあり、推しが「あ!!安心してください、履いてないですよ?」って勘違いしてて爆笑した。宇野さんが「それはただの変態だよ」と宥めると「そっか本当は履いてるんだ…」と納得する推しも、「一旦安心させて履いてないのは質が悪いよ…」と冷静な分析をする宇野くんも面白すぎる。

罰ゲームで宇野さんから推しへのフワちゃんの状態でパワー!やってほしいていうリクエストがあって、「元気な人だよね?じゃあパリピっぽくやるね!」って言いながら、ヨーヨー!盛り上がってるか!?俺はパリピだぜ!パワー!って言ってて斬新でおもろかった。宇野さん「パリピは自分でパリピって言わないと思うよ」

宇野さんはツッコミが冷静で優しいなぁ。

 

・北川尚弥バースデーイベント

去年に引き続きまた大阪会場のゲストだったから、すぐ新幹線取った…。笑

推しは北川くんのことが大好きだから…沢山お喋り出来て良かったね…という気持ちで見守ってしまった。初っ端の話が会うの1年ぶりで、前に会ったのがサイステの楽の後に推しが家で良いお肉と大量の酒を用意して一緒に焼肉した時で、自分は全然食べないのに俺のために肉焼いてくれて、食べないじゃん!って言ったら、俺はなおやが食べてるの見てるだけでお腹いっぱいだから良い~!って言われて、最終的に酒が足らず手を繋いでコンビニに買いにいったという話で、何???になった。笑

2人の写真振り返りコーナーもあって、初めがちむらぎで推しの家に集まった写真で懐かしい~!になった。サイステでハート作ってる写真もあって、推しが北川くんの楽屋押しかけて撮影会みたいにポーズ指定して撮った写真だってバラされててウケた。

推しが役者以外でやりたい仕事がパン屋という話で、居酒屋で知らんおじさんに仕事聞かれて酔ってたのもあってパン屋!て答えてたの教えてくれて、北川くんも面白くなって何焼いてるの?て聞いたらメロンパンのしましまの所作ってる~~みたいなよくわかんないこと言ってたの笑った。

2部の駄菓子を決めた値段分予想で入れるゲームも面白かったな 推しはきなこ棒当てるの得意らしいです(何情報?) あと気配切りでお尻叩き合ってるのシュールだった。

 

・せきやゆりえ ライブペインティング

せきやさんのライブペイント!開催されても予定が合わないことが多くて、何年前かわからないWEGOの壁ぶりだったと思う…。笑 下書きほぼなしで何もない所から迷いなくキラキラの瞳が出来上がっていくのを見ていると本当にすごいな~と思う…。淡いグラデーションが出来ていくところも好き。人魚のキーホルダー欲しかったから売り切れてなくてありがたかった。サインしてもらう時に、今日の服人魚みたいで可愛いね!?って言ってもらえて嬉しかった。笑

 

まとめてみると推し関係以外は結構ノン・セクション…笑 面白そうなものは見に行ったらいつか何かの糧になるかな、という考えなので、今年も色々行けたら良いのかなと思っている。今度下半期も書きます~。

長い旅の終わりと始まりー『最遊記歌劇伝-外伝-』と最遊記歌劇伝シリーズ 感想・雑感など

昨年の4月、最遊記FESTAのステージで『最遊記歌劇伝-外伝-』が上演されることが発表された。

正直ヘイゼル編が終わって向こう5年は続編が見られないだろうと思っていたので、大歓喜だった。しかも念願の外伝!いつか上演されることがあればなぁと待ち望んでいた作品だったので、現キャストと三浦香さんの演出で観られるというのが嬉しかった。

 

その後追加情報が発表された所で、制作サイドからはっきりと「今回が「最遊記歌劇伝シリーズ」のフィナーレとなる」ことが明言された。そんな…と思ったのを覚えている。

私は中高生の頃に原作と、峰倉先生のファンになった。序盤に出てくるとある台詞*1座右の銘にしているくらい、大変影響を受けた、大好きな作品である。*2

その頃は2作目まで上演されて歌劇伝自体が止まっている時期だった。高校生の頃に別ルートで鈴木拡樹さんのオタクになって、観劇を始めた少しあとに発表されたのが『最遊記歌劇伝-God Child-』の上演だった。

好きなキャストがまた好きな人物を演じる!(私は三蔵が一番好きなので) 絶対に観たい!と必死にチケットを確保して観劇したのが、私の最遊記歌劇伝の始まりだった。当日一列総ダブルブッキングが起こっていて、開演直前まで席がなかったのも今となっては良い思い出である。(※二度と経験したくない)

2.5次元という言葉もギリギリまだなかった頃、私も漫画原作の舞台を観るのは初めてだった。原作という絶対的な存在を基に、三浦さんによって舞台らしく再構築され、そこに現れた物語は、自分達と地続きの空間で登場人物が好き勝手暴れまわっているように見えるくらい、生き生きと描かれているのが非常に印象的だった。

原作を読んだ時に気が付かなかった登場人物の心情に気が付くこともあって、良い相乗効果があるんだな、と思ったりもした。そして音楽が素晴らしかった。

観劇したその日以来、大好きな作品になった。

 

その後新作が上演されると聞けば必ず観に行き、制作発表やリリイベに行き、最遊記FESTAのトークイベに行き…思い出のたくさん詰まった作品になった。

と言うわけで、自分が観劇をする中で殆ど切れ目なく続いてきて、10年近く観続けた唯一のシリーズで、自分の行く場所追うもの何が変わっても歌劇伝はそこにあってくれたので、終わりと聞いて本当に寂しい気持ちでいっぱいだった。だけど、キャストが「いつか」と言い続けてくれた「外伝」を、最後に気合いを入れて届けてくれることは本当に嬉しかった。スケジュールがカツカツだったのが少し悔やまれるけど、4回観に行くことが出来た。

 

私が初めて観劇したのは2日目で、前情報入れずに観に行ったんだけど、本当に全てが良すぎて…終わる頃にはマスクが使い物にならなくなってしまった。何度観劇しても慣れることはなくて、その度涙が止まらなくなってしまった。(初日友達と楽しみ♪って入ったら、最前だったのだけは大ウケした)

入ってまずセットが圧巻。天界らしい彫り込みのある手すりと、万年桜が素敵だった。目まぐるしく場所が変わる物語にぴったりの、どこにでも何にでも変わるセットだった。そして静かに西方軍の軍人たちが現れて、観客をそっと物語に呼び込むのが、これは私たちと地続きの場所で紡がれている物語なんだなぁという感覚を強くさせてくれた。

髙﨑さんが観世音菩薩と聞いて何となく想像出来るかも!?とは思っていたんだけど、歌い出した姿、その後の立ち振舞いを見て想像以上で感動した。緩やかで柔和でいて絶対に曲がらなそうな話し方も歌い方もあまりにも私の知ってる観世音菩薩様だったから…RYOHEIさんも素敵だったけど髙﨑さんも本当にハマり役だと思った。シンプルに声量すごい。在原業平の歌*3が引かれた歌、すごく良かった。

原作だと途中に挟まれる過去編を、歌劇伝は天蓬が独白で導入として語ってくれる形に再構築しているがすごく入って行きやすくて良かった。物語の輪郭が徐々にはっきりしていく感じが心地よいというか…。そして捲簾と天蓬の出会いが「寝ている天蓬に引っ掛かる」で表現されてるのが、Burialでの描き方とリンクしていて好きだった。

そこからの主題歌…良すぎて…。歌劇伝は毎回主題歌がすごく素敵だけど、今回も本当に好きで気がついたら口ずさんでる。笑 「永劫輝く命など無いと知りながら 何故俺たちは走るのか」も「生きるために生きる 明日の俺を生かすために」もあまりにも本作のテーマを上手く表現してて良すぎるだろ…と改めて噛み締める。哪吒のパートがあまりにも切ない。

 

主題歌の後に主役としてスポットの当たる鈴木さんの金蝉は、1つ1つの立ち振る舞いや表情から見られる"本当に何もかもつまんなそう"な感じが見事だった(特に作業椅子への座り方)。長年三蔵を演じてきたからこその悟空とのやり取りも、生気のなかった金蝉がどんどん生き生きとしていくのを自然に表現されていて流石だなぁ…と思った。近くで見ているとしかめっ面がどんどん優しい表情になるんだよね。原作のモノローグが引かれた金蝉の歌の、時間がゆっくり流れていく感覚が伝わってくる雰囲気も大好き。

悟空は本編(最遊記)同様に椎名さんが演じられているので、原作のように"子供"ではないはずなのに、しっかり立ち振る舞いがちび悟空なのが好きすぎる。本編以上に周りの人を振り回しているのが見ていて本当に楽しかった。天蓬が来た時のはしゃぎっぷりと日に日に直角になっていくお尻アタックに毎回笑わされた。(ふっきーさんは生放送で見た目より痛くないと言っていたけど…笑) 戦うあんぱんギリギリアウト過ぎる。笑

哪吒との出会い~2人のやり取りは本当に悪ガキの集いで本当に可愛かった。笑 哪吒が悟空に投げかける「お前の代わりはいないってことじゃん それってスゲくない?」の言葉を改めて目の前で聞くと、哪吒はどんな気持ちでこの言葉を発したんだろうか?悟空にとってどんなに救いになったのだろうか?を考えてしまって、胸にグッと刺さった。

特に前半は良い感じの歌のシーンを含む主軸の話の後ろで悟空が暴れまわって金蝉や天蓬が巻き込まれて止める…みたいな様子が描かれている部分が結構あったんだけど、漫画の行間では描かれていないだけできっとこういうやり取りが沢山あって、金蝉は悟空に沢山世話を焼いて、大切な存在になっていくんだろうな~という時間の経過を感じられたのがすごく奥行きがあって良かったと思う。舞台だからこそ出来る表現だと思うし。

時間の経過という意味では、悟空が天界に連れて来られた時にはぐしゃぐしゃに握るだけだった紙飛行機を、天蓬に出会う頃にはきちんと折って作られるようになっていて、自然に成長が描かれていることに気が付いた時は胸にグッと来るものがあった。(飛行機が天蓬のメガネにキレイに刺さった回は本当に驚いたし笑った。)

捲簾は(好きになっちゃうだろ…(?) )な良いお兄ちゃん感が増してて出てくると安心する存在だった。天帝生誕の場での大乱闘が本当に楽しそうで…笑 (あの場面の赤ドレス観世音菩薩様が美しすぎて) 原作だとそこまで気に止めていなかった部分なんだけど、今回の歌劇伝を観て、その優しさ故に自由になれなかった者の痛みに一番敏感であるのは捲簾なんだ、ということにも気が付くことが出来たのが良かった。悟空の足枷への意識、哪吒の怪我を庇う、そしてあの最期…。これに気が付けたのは平井捲簾だったのも大きいかもと思っている。あの包容力と繊細さのバランスは、平井さんだから出せるものかも、と思ったりしたので。

あと天界西方軍第一小隊の隊服、立体になるとレザーっぽい質感なのに動くと軽やかに見えるのが本当にカッコ良くて、自分が男だったらこれ着たい~になってた。捲簾の着こなしはリアルに見るとかなりセクシー。(ランブロに天蓬の隊服姿もあって素敵だったね。)

ふっきーさんの天蓬はとにかく安心感…。飄々としているように見えて頭の中は簡単には悟らせないバランス感が最高だった。夢中になるとベラベラ喋り出す様子の滑らかさも。笑 舞台ならではの天蓬部屋の表現もすごく良かった。これ木だと思うじゃん?クッショ~ンに困惑する捲簾に毎回笑わせてもらった。笑*4

初め北村さんが哪吒なのが発表された時、イメージが繋がらな過ぎて「何故?」と思っていたんだけど、実際に観劇してみると幼い可愛さよりも"天界最強"の説得力が必要だったからなのかな~と思った。悟空を目の前に自分を斬りつけるあのシーンは悟空の必死な無邪気さも、哪吒の葛藤の表情も、何度見ても辛い…。

一幕終わりの歌も儚さと力強さが共存していてすごく好き。「ただお前の名前を呼ばせてくれ」そうだよね…と思いながら聞いてしまった。

 

二幕が丸々逃亡劇だったんだけど、佐奈さんの敖潤の語りもすごく良かった。淡々としているようで、4人を案ずるようでもあり…気持ちが揺れ動くのが伝わることで、4人の覚悟がひしひしと伝わってくるようだった。

恒例の(?)ギャグシーンであり今回は日替わりゲストのシーンでもあったエレベーターシーンが前半に入れ込まれているんだけど、覚えてるでしょ!?とメタ的に言われるのを知らんけど…とあしらう4人にめちゃくちゃ笑った。懐かしい話を色々聞けて笑ったし嬉しかった。笑

藤田玲さんの回は、「こんなにブリアルブリアルしてる2人見て何か思い出さない!?」っていうセリフだったの笑った。当時のメガネを着け、三上さんと一緒に「ヒカリ」を歌うのをまた見られるなんて夢にも思ってなかったので嬉しかった…。

・Burialの三蔵の章のワンシーン再現してくれて3人はあ、何かちょっと…知ってるかも…みたいな感じだけど捲簾だけ全く身に覚えがありませんみたいな感じで、「お前じゃなかったな」「もっと背が高いヤツだった」「アイツ元気かな」と突然話に出る鮎川悟浄

・女優と呼ばれてちょっと調子に乗っていた三上さん

 

逃亡中、悟空と落ちそうになった金蝉が、悟空に金蝉が死んじゃうと思って怖かった~って言われた後にそれはこっちのセリフだ!って返しながらおでこを突くとき、すご~く良いやれやれ感が表情に滲んでいる日があって好きだった。

この後は非常に辛い展開が続いていくわけだけど、"ナタクたち"の表現には驚いた。そして、天蓬のモノローグを発しながら淡々と戦っていくあの場面が本当に良かった。彼にとっては目の前で人を斬っていることよりもずっと大事なことが頭を占めているんだな、というのを再確認出来たというか…。ふっきーさんの殺陣カッコ良かった。そしてそこに捲簾の"ナタクたち"に向けた優しさの滲むセリフが乗ってきて、一層ドラマティックだった。センターの席から観た時に2人の最期が直線状に表現されていて、ああ彼らは別の場所で息絶えたとしても、魂で繋がっているんだなというのを強く感じられてすごく好き。(三浦香さんがブログで悩んで最期を同時に演出することを選んだ、と書かれていたんだけど、大正解ですすぎる…。)

時空ゲートの一連の展開は本当に切なくて。城が崩れて悟空が生きているのを確かめて安堵する金蝉の表情が、序盤のそれとはまるで違っていてこれまた胸にグッとくるものがあった。このシーンで李塔天も被害者であったんだなぁというのを改めて感じたけど、だからって無関係な人を巻き込んじゃだめだよ…という。

閉まりかけるゲートを前に悟空に手を伸ばす金蝉が再び序盤の歌をrepriseとして歌うのも本当に…良かった…。「溶けそうなくらいに退屈な日々よ、消え去ってくれるのか」金蝉にとってこの答えが悟空との時間だったんだな~と改めて思った。素敵すぎる演出。そして「次は必ず俺がお前に手を差し出すから」のシーンは…これが見たかったんだ~~!と思いながらも辛すぎて涙が止まらなかった。

 

涙ながらに彼らの物語の結末を語る敖潤の姿もすごく刺さるものがあったし、佐奈さんの歌は心に訴えかけるものがあって素敵だった…。悟空を抱きしめる観世音菩薩のシーンも大好きだ。

そして最後、三蔵が悟空に手を差し伸べるシーン。原作はここで終わっている訳で、ただ綺麗に終わらせるのであればここで終わらせるのかもしれないけど、その後の希望もシリーズのこれまでの歩みも全部盛りにしてくれるのが香さんである。愛してる。

悟浄と八戒が飛び出して来た時は観劇中で一番泣いたかもしれない。最後の最後にもう一度彼らを見せてくれたこと、Go to the Westを聞かせてくれたこと、本当に感謝しかない。私は歌劇伝の歌の中で回顧が一番好きなので、新しいアレンジバージョンが聞けたのも嬉しかった。

そして、初回を観劇していた時、観世音菩薩の「俺はまた上からの命に背いちまった」が中々出てこないので、どこで来る!?と思いながら観ていたんだけど、このセリフと、現世の悟空が「俺の名前は、悟空!」と言いながらまた"彼ら"と共に歩んでいることをリンクさせて演出に盛り込んでくれて天才か?と思った。流れが美しすぎる。大千秋楽は光明の賭けてみましょうか?に唐橋烏哭が駆けつけてくれたのを配信で観て、待ってたーー!と叫びたい気持ちだった。本当に間に合って良かったです。

最後の主題歌も素晴らしかった。観世音菩薩様をキラキラする二郎神可愛すぎる。

本編で悟空が歌っている「あなたが俺を見つけ出した」を、金蝉が「お前が俺を探し出した」と歌うのが本当に…天才か?(2回目) こういう歌詞を次作で別の人物が歌ってぴったりハメるという演出がすごく多いのも歌劇伝の好きな所だった。浅井さん、愛してる。そして原作では叶わなかった「差し伸べられた金蝉の手を取る悟空」で締めるのも…美しすぎる…。

 

外伝って本編よりも更に強く"生きるということは空虚に時を過ごすことではなく、何かを成し遂げるよう行動すること、自由を掴むこと"みたいなメッセージが強いことを観劇しながら改めて噛み締めたりもした。やっぱり原作が面白過ぎるんだよね…というのを再確認させてくれるのも本当に嬉しい。

私は最遊記歌劇伝で一番好きなのはBurialだったのだけど、この『外伝』はシリーズ最高傑作と言っても過言は無いほど良く出来ている作品だと思った。作品それぞれに思い入れがあって、実際観劇した作品はその時の思い出もあり、選べない気持ちもありつつも、本作は集大成に相応しい作品だったと思う。

大千秋楽のカテコの鈴木さんの「次は記録と記憶の中でお会いしましょう」という言葉は改めて終わりを認識させながらも、清々しさを感じさせる素敵な挨拶だった。円盤が届いたらまた何度も記録を見ながら記憶を思い返したいと思っている。

 

丁度これを投稿した12月30日にこの『外伝』がテレビ初放送されるそうなので、気になった方は是非見てみてください!(唐突な宣伝)

*1:無印1巻の「俺は生まれて死ぬまで俺だけの味方なんだよ」

*2:余談だが、本ブログのトップに置いている言葉も同じ峰倉先生のW.Aのキャッチコピーから取っている。

*3:世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし

*4:これリアルに木の棒を投げ捨てて本当に木~って言ってる回があって、めちゃくちゃ笑った。斬新すぎる。

特撮・夏映画イベントマラソン(舞台挨拶)備忘録 ~仮面ライダーギーツ編 後編~

昨日丁度冬映画の舞台挨拶を見てきた所だけど、仮面ライダーギーツの夏映画「4人のエースと黒狐」のイベントを回った時の備忘録の続き。

前編はこちら↓

appleringo.hatenablog.com

 

後編は主に関西周りのイベントに参加してた時の備忘を書いていきたいと思う。夏映画情報が解禁されてから、例年どんなイベントがあるのか調べていたら大分や和歌山でトークイベントがあるというのを知り、本当に色んな場所でイベントやるんだな!?と驚いた。

程なくしてギーツでも大分や和歌山、京都でのイベントが発表された。日程的に関西周りが朝から夜まで一日マラソン状態だったので、お盆の時期の前乗り+かなり忙しない移動が必要だったのでどうしようと思ったけど、こんなに丸々一日好きなメンバーをいろんな場所で見られる機会ってそんなにないし、折角だから行こうと決めた。ただ、九州まで行くのはしんどいなと思ったので*1、関西周りのイベントを見て、そのまま東京に帰るプランを立てた。

しかし、和歌山と京都のイベントの発売が同日同時刻一斉によーいドン!だったので、そんな無慈悲な…と思いつつ、和歌山分の協力を友達に依頼して、自分はキャパ的に厳しそうな京都をばんぎゃる時代になれていた方法で取ることにした。結果、京都の片方は10番台が取れたので今まで色んな所でチケ発やってて良かった♪と思った。

チケットが取れたので今度は交通手段を考えたんだけど、ここで和歌山マリーナシティから京都・太秦映画村の移動に3時間位かかるのに、和歌山のイベントと京都のイベントの間が丁度3時間位しかないことに気が付く。タイト過ぎるがどうにかするしかないので、殆ど出ない参考情報を集めて、タクシー→特急→新幹線→在来線を乗り継ぎ行くルートで計画を立てた。正直どこかで電車が止まったらもうアウトだったけど、他に手段がなかったので、どうにかなれ…!と思いながら予約をした。

 

しかし、イベントの日が近づいてきた所で、なんと台風も近づいてきてしまった。

初めはイベントの日に関西に直撃する予報だったので、無理か…と思ったんだけど、日に日に上陸日が遅くなって際どくなってきた所で、前々日の夜までに開催可否が発表されることになった。発表があったのが丁度、杢代くんが出演しているエビライを見ている時だったので、終演後真っ先にお知らせを開いた。

関西はギーツのイベントは今のところ開催予定、キングオージャーのイベントは中止と発表されたので、本当に開催出来るかはまだ危うかったけど、次の日関西へ前乗りすることとなった。結果的には全部無事に開催できたので本当に良かった…!けど、移動がかなり危うかった所もあったので、その時のことも含めて書き残しておこうと思う。

 

和歌山マリーナシティ トークショー (1部) (8/14)

和歌山の良さげな宿が全部埋まっていたので、前日に大阪の南部に宿泊して、次の日早起きして和歌山に向かった。(イベントの開演は10時半。やっぱり早い。) 実は、3日前くらいに予約していたマリーナシティまで手配していたタクシー会社が営業出来るかわからないからとキャンセルされてしまって、困っていたんだけど、当日ダメ元で別の会社に電話したら、まだ手配出来ると言われてすぐに予約してくれたので本当に助かった…。

マリーナシティまでは30分くらいバスに乗るルートで向かったんだけど、これが中々遅れていて到着がギリギリだったので、海南とか近くまで電車で来た方が良いかも…と思った。アドベンチャーホールのあるポルトヨーロッパは、ヨーロッパの街並みが再現されてるお洒落なテーマパークなので、ぬい撮りをしている人もいた。(あいにくの雨だったけど)

何とか時間までにホールに到着して、初めはキングオージャーVSアバレンジャーのステージだったんだけど、客席演出やワイヤーアクションも大迫力で、見応えがあった。敵の怪人の女の子がセクシーで良かった(?) (アバレンジャー、従弟が見てたな…というのを思い出していた。)

ステージの後がトークショーだったんだけど、キャストみんな自分のキャラのTシャツを着てて可愛かったな。

簡くんが京都人なので、和歌山も試合で来たことがあるらしいという話をしていた。

お気に入りのシーンか何かの話の流れから、簡くんと杢代くんが闘牛ゲームの時の再現してくれて嬉しかった。(血の気が多いな、赤い服着てるからか?→だまれ!のシーン)まだ道長くんが血気盛んだった頃だ~と懐かしい気持ちになった(?)

あと抽選でチケットの違う所を読む瑠雅くんのツッコみが大変そうだった。笑

 

和歌山マリーナシティ トークショー (2部) (8/14)

時間的にトークショー聞いたらすぐ出ないと太秦に間に合わないスケジュールだったので、通路側のお兄さんに申し訳ないけど前を通って抜けることを先にお伝えしたら、もしかして京都行くんですか!?スゲー!と盛り上がってお話ししてくれて嬉しかった。地元の方だったんだけど、私のパネルを見てテンション上がるー!と言って下さったり、帰り際にはご武運を~!と声を掛けてくれたりと本当に良い方だった…。その節はありがとうございました。

2部では変身ポーズ披露で、杢代くんの番に簡くんが前に体育座りして見始めて、杢代くんが見ててくれるの超安心する!って言ってて可愛かったんだけど、夢奈ちゃんの番に全員前で見始めて恥ずかしい~やめて!?って言うものの、証明落とされてやらざるを得なくても~!!てなってて可愛かった。瑠雅くんは真面目に変身、簡くんは俺は世界の王になるー!って言い始めて客席もポカンとしてて笑った。(簡くん「あかん、和歌山嫌いになりそう」)

あと、作品も終盤になって他の役なら誰をやってみたいですか?という質問があって、杢代くんが英寿(スマートでカッコいいから)、他3人が道長を選んで、杢代くんの「モテモテじゃ~ん!じゃあ選手権やりましょう!」の声で道長選手権が開催されることに。

夢奈ちゃんは7話の缶がぶつかるシーン 杢「話数覚えているのポイント高い」、瑠雅くんは俺はギーツを信じる! 杢「倒れてくれててすごい」、簡くんは俺は仮面ライダーをぶっ潰す!…って言ってたよね? 杢「覚えてないんか~い」でツッコミが的確でめちゃくちゃ笑った。流石すぎる。あと、杢代くんが和人の和と和歌山の和が同じだから和歌山大好きです!って話しててこじつけ力高すぎて可愛かった笑

トークショー終わり次第タクシー乗って、駅から特急に乗ったんだけど、台風の影響で次の特急から運休だったので本当に危なかった…。

 

太秦映画村 トークショー (1部) (8/14)

太秦に時間通り着いて、ホールがあるのが映画村の駅から一番遠い場所だったんだけど、歩くの早いからいけるのでは!?と思って歩いてみたら何とか間に合った。(何故そんなチャレンジを…) 何とかギーツとハイタッチも出来た。

簡くんが京都出身だからただいま~~!おかえり~~!レスポンス出来て嬉しかった!自己紹介で杢代くんが「僕が金閣って言うのでみんなは寺~!!って言ってください!」って言ってて、初めて\寺~~!/ってレスポンスした。笑 斬新すぎるだろww

あなたが叶えたい世界は?という質問で、夢奈ちゃんはハイキューキャラが舞い降りてきてくれる世界をご所望だった。(オタクだ…) 簡くんは一生モテモテな世界!俺のこと好きー!?って聞いて瑠雅くんと杢代くんがうわぁ…って顔してて笑っちゃった。杢代くんは美味しいご飯が毎日食べられる世界らしく、可愛いが過ぎる。

 

映画村は2部までの間に少し時間があったので、初めて映画村を散策出来た~!ここ最近だと『死神遣いの事件帖』が好きで良く見ているので、同じ街並みだ~と楽しく散歩出来た。写真撮影用の人力車があったので、ぬいを乗せて撮影したりした。

 

太秦映画村 トークショー (2部) (8/14)

やってみたい他のキャストの役は?という質問で、全員この日いないキャストだったんだけど、簡くんがジット(佐藤流司)を挙げて、大好きで、ジットを見てる時に目がハートになるし、カッコ良すぎるし50m先にいるのにいい匂いがするからって大真面目に語ってて大笑いしてしまった。流司くんが後輩に良く慕われている理由が少しわかった気がする(?)

夢奈ちゃんは沙羅さんを選んで、もしかして景和に助けてもらいたいんですか?って聞かれて、それは嫌です!!って断固拒否してて笑った。いつもイジられるからか瑠雅くんに厳しい夢奈ちゃんめっちゃ好き。笑

杢代くんが「もっちゃん、一緒に京都行こうな」って簡きちに言われて、いや、今来てる!!!てツッコんでて笑った。ツッコミ本当に大事…。笑 4人の絆をプラベで焼肉を焼く案配がちょうど良いのに例えてたのも面白かったな。

 

⑪T・ジョイ京都 舞台挨拶 (8/14)

関西イベントマラソン最後のイベント~!調布でもやってた力の英寿がぶん投げたバックルを回収しに行く杢代くんが横を駆け抜けていって面白かった!笑

割と色んな所で話していた杢代くんが瑠雅くんに言われて砂浜で一緒に転んだのに映ってなかった話を実際に再現してくれるのを見られて嬉しかったww映画館のスクリーンの前で転ぶのは前代未聞すぎるww*2

簡くんが地元だからメンバーのみなさんを連れていくならどこが良いですか?って聞かれて、「……うち!」「うち!?」でメンバーざわざわしててめちゃくちゃ笑った。BBQがしたいそうです。杢代くんが「BBQが出来るような大きな家にお住まいで…」ってツッコんだら、簡「全然!一畳です」って返してて本当に笑った。嘘過ぎるww

 

これにて関西のイベント終了~!舞台遠征でもしたことのない大移動だったのでかなり緊張はしたけど、普段行かない場所に行けて新鮮だったしすごく楽しかったので、行って良かった~!

帰りの新幹線を待ちながらアナウンスを聞いていたら、次の日の新幹線が運休となることが発表されており、運が良かった…と思いながら帰った。キングオージャーの方のイベントが出来なかったのは本当に残念だったと思う…。

 

⑫『仮面ライダーガッチャード』バトンタッチ付き上映会

ギーツの本編が終了して寂しすぎて、予定空いてたので行ったイベント。本島くん、めちゃくちゃピュアで可愛い。本島くんに大人の顔で先輩アドバイスをする簡くんが見られて嬉しかったけどその直後にめっちゃ考えてきたので、、って話しながら寛也さんにiPhoneに下書きしてるの暴露されててニッコリしてしまった。笑 本島くんが簡くんと初めて会った時本当にカッコいい、役もカリスマだから、か、カリスマ~~!ってなったって言われて照れてるのは可愛かった。

クランクアップどうだった?って聞かれて、めっっちゃ泣いちゃいました、、クランクアップのスチール写真があるんですけど佐藤くんも杢代くんも星乃さんも本当に泣き顔も美しいのに僕の写真だけ全部事故画でした~~って泣いてて笑った。そんなことないよ!!!

あと最終回迎えてからもう一回映画見られて良かったな~と思った。映画に繋がっている設定とか話を確認できたので…。

 

以上が私の参加したギーツの夏映画のイベントの備忘録である。

1つの作品にまつわるイベントでこんなに色々な場所に出掛けられたのは初めてだし、作品についても、キャストさん達についても色んな話を聞けてすごく楽しかった。移動については結構大変だったけど、これを乗り越えたら今後どんなヤバいスケジュールの移動があってもどうにかなりそうな気がしてきたので、いい経験になった(?)(※そんなことはない) 

FSの感想とかも書きたいけど、本当に書きたいことを溜めすぎているので、順番に書いていきます…。

*1:多分推しだったら何も考えず行っちゃうけど…

*2:このシーン、夏映画の円盤のメイキングに入ってて、実際の映像も見られて嬉しかった。笑

特撮・夏映画イベントマラソン(舞台挨拶)備忘録 ~仮面ライダーギーツ編 前編~

大きいイベントやライブが終わって、推しの久しぶりの出演舞台に通ったり、気になるライブやイベントに行きつつ仕事がなんか忙しい!?と思っていたら、気づいたら師走だった。皆さん如何お過ごしでしょうか。

今年中に書き終えたい感想や備忘を溜め(すぎ)ているので、気合を入れて書くぞ~!と意気込んでいる。頑張ります。

 

さて、ギーツFSで大号泣してから2ヵ月ほど経ち、今は目前の冬映画も詳細が出たVシネもすごく楽しみなんだけど、Vシネまで終わったら本当にギーツが終わってしまうんだな…という思いで、早く見たいけど見たくないというジレンマを抱えて生きている(?)

FSも結局福岡以外行って、結構良い所で観られたり*1して、初めての参加ですごく新鮮だったしすごく楽しかったのでその感想も書き残しておきたいんだけど、

その前にこちらも初めて体験した、沢山の夏映画のイベントの備忘録を書いておきたい。(本当はこの記事で書く予定だったけど、作品の話をしていたら長くなってしまったので…笑)

 

appleringo.hatenablog.com

特撮を追うのは初めてだから、思ったよりもキャスト出演のイベントが多いことに驚いた。(友達に連れられてスーパー戦隊のショーには行ったことはあるんだけど) 私は舞台のオタクなので、生で見たり話を聞いたり出来る現場があることを知った時はとても嬉しかった。

仮面ライダーギーツ関連で初めて行ったのは2月の超英雄祭で、その後が所謂"飛天"のGOLDEN DESIRE NIGHTだったと思う。どちらもショーからトークまで楽しめたのが嬉しかった。

その後は実は家の近所の撮影のエキストラに当たって、たまたま好きなキャストの撮影回で変身シーンを見学出来たり、その後ろでガンダッシュする自分が本編某話で映っていたり笑、本当に今まで経験したことないことを色々体験出来てすごく楽しい一年だったな~と思う。中でも印象深いことの1つが夏映画のイベントだった。

 

特撮現場は毎年サイクルがある程度決まっており、ありがたいことに調べればいつどんなイベントがあるのか分かるので、スケジュールが立てやすく、助かった。

その中で夏映画「4人のエースと黒狐」の公開が決まり、舞台挨拶について調べると、例年思ったよりも全国津々浦々、様々な場所でイベントが行われていることを知った。これは大変、行くのか?と思いながらも、かなり好きになった作品なので、出来る限りキャストの姿も見たいし、裏話も聞きたい~と思い、行ける限り行くぞ!と計画を立てた。(幸いにも推しの現場が被らなかった)

どのイベントも沢山思い出があるけど、猛暑や台風でかなり大変だった日もあり笑、折角だからいつか見返した時に(頑張ったな~…)と思えるように全部書き残しておきたいと思う。

イベントによっては調べても参考情報が掴めなくて苦労したものもあったので、来年以降参加する誰かの参考になればいいな~という気持ちも込めて置いておく。(自分も次いつ行くことになるかわからないし(?) )

※舞台挨拶の時は基本的には映画も全部見て帰っているけど、移動時間の関係でどうしても見られないこともあったので、許せないタイプの方はブラウザバックしてくださると幸いです。

 

➀サマステ スペシャルステージ (7/22)

去年ドンブラが好きで、夏映画の頃に公式チャンネルに上がっていた動画を見て(暑そうだけど皆頑張ってるな…)と思っていたので、夏映画発表後にもしかして私も炎天下に…!?と気が付いた所で開催が発表された。去年は観覧無料&大人も椅子OKだったのに、今年は優先チケットが有料&前方は子供スペースで、大人だけの客は立ち見や!という変更があり、界隈がザワついていたけど、覚悟決めてクーラーリング*2買いに行った。

元より杢代くんがいる日に行くつもりだったので、22日と27日に申し込んで両方取れたので参加した。

この時に初めて気が付いたけど、特撮現場って子供に照準を合わせているので、本当に開演時間が早い!サマステは11時開演。この後のイベントでもっと早い時間のものも沢山あり、朝が弱いのでかなり頑張って起きていた。ギリギリに行くと待機場所が分かりづらいので注意。(迷って走った人)

 

22日はショーなし公開記念イベントだったので大人も椅子に座れたようだけど、入場時に特にアナウンスが無くて普通に立ち見コーナーに向かってしまったので、ちょっと不親切だな、と思った。私は400番台で立ち見の2列目で、正直座るより見やすかったかもとは思う。

内容については細かくは書かないけど、キングオージャーチームに褒められて急に簡くんがせーの!って言い出して、ちゃんと揃って╲ありがとうございます!╱って言えるギーツチームのチームワークが可愛すぎてたのが印象に残っている。キングオチームも せーの!╲どういたしまして!╱って返していたのが可愛かった。

あと渡辺くんが、あるシーンで簡くんが綺麗な目をしていて好きだったと話していて、視界の宮島さんにご自身でわかりますか?と聞かれて「全然…わからないです…」と答えるもんだから、杢代くんが「この人そういうのわかんなくて…すみません…」って謝ってて笑った。杢代くんは終始簡くんの保護者みたいだった。ギーツを信じる~!で簡くんに抱きつく杢代くんも可愛かった。あとキングオチーム、衣装が暑そうでお疲れ様です…!と思った記憶がある。

 

②サマステ スペシャルステージ (7/27)

27日はキングオヒーローショー→ギーツメンバートークショー。丁度最終日だった。

この日は大人のみの客は完全立ち見だったんだけど、二桁前半番号だったので、立ち見の最前柵を取ることが出来てすごく快適だった。~100番くらいまでなら場所を選ばなければ柵を取れていたかな~という印象。

キングオショー楽しかったんだけど、バグナラクのおいちゃんが今日なんか人多いな~!?昨日はジェラミーだったけど、今日はバッファか!?って大人いじりをしてて、何も言えん!(図星)になって笑った。

この日のギーツチームのトークがかなり盛りだくさんで本当に楽しかった。

簡くん瑠雅くん杢代くんが肩組んで出てきたの可愛かった。質問コーナーで瑠雅くんから会場を盛り上げろという無茶振り支持を受けて、仮面ライダーを~って言うからぶっ潰~す!って言ってくださいって杢代くんが煽るから、観客皆でぶっ潰~す!コールが起きて瑠雅くんに怒られてて笑った。(これ以降、ぶっ潰すコールはお決まりに…) その流れで一発ギャグを求められてじゃんけんパーを披露した故に変身ポーズの前にちびっこにじゃんけんパーの人だ~!って言われる杢代くんも笑った。

あと簡くんが写真の掛け声をミスり過ぎて横からツッコミ入れられてて、この日は杢代くんだけでなく瑠雅くんも簡くんの保護者だった。

あと古川さんの主題歌歌唱の時にキャストの客降りがあり、子供スペースと立ち見席の間が通路になっていたので間近をキャストが通っていくのでとっても嬉しかった~!青島心ちゃんが立ち見客と手でハート作りながら通って行ったので、美女とハートを作ってしまった。最高。あとこの日は福くんもいて、この距離で福くんを見られることがあるとは思わなかったな…としみじみ思ったりもした。

また、収録日ではないはずの27日の映像も何故か後日YouTubeで公開され、自分のボードも顔もばっちり映っているのを見つけてしまったので、仕事をこっそり休んで行く人は注意(?)

そしてこの日、あり得ない猛暑日で36℃とかで、倒れちゃった人とかもいたので、絶対に暑さ対策はしていった方が良い!開演までも結構待つことになるし…。子供も多いので宮島さんと寛也さんがしきりに水飲んでね!って言ってくれていた。特に立ち見の後ろの方は屋根がなかったりするので、直射日光避けられるものも持っていくと良いかも。私は待ち時間クーラーリングとミニ扇風機が手放せなかった。

 

➂初日舞台挨拶 豊洲 夜(TTFC回) (7/28)

サマステと近い日の推しのイベントで有休を取ったので昼の舞台挨拶は行けず、夜の部だけ参加した。TTFC回は倍率が高いので私も自分では取れなくて、後ろの方だけど譲ってもらえて無事に見ることが出来た。豊洲は後ろでも端でも見やすくて助かる。

上映前挨拶だったので、ネタバレ抜きのおススメポイントを聞けるのが面白かった。道長くんがかなりサラウンドツッコミをしていると杢代くんが話していて、見たら本当にそうだったので笑った。

夢奈ちゃんが上堀内監督にキャストの中でも特に大人になって色気も出て化けたね、って褒められてちょっと泣きそうになってるのを見て、彼女の芯の真面目さが伝わって来てすごく素敵だし、年相応で可愛いな~と思った。それを茶化して怒られるのが瑠雅くん。笑 クドハルちゃんに対してもそういう感じらしいことをバラされてて笑った。

死の国に行ってみたい!と言う簡くんに対してのあやねるの返事が「本当に、、良いんですか?」なのが内情知ってる人感が出ててすごく良かった。笑 2000年分のエースに会えるかもしれないから、という理由も面白かったな。

この挨拶の後の上映で初めて映画を見たんだけど、思いのほかキングオの映画のお話の生の活力(?)がすごく良くて、ちょっと泣きそうだった。笑 ギーツの映画は英寿に(文字通り)振り回される道長くんがとにかく印象に残った初回鑑賞だった。笑

 

➃公開記念舞台挨拶 池袋 (7/29)

公開記念は丸一日都内各所で舞台挨拶が開催されて、オタクがそれについて回る感じになるので、マラソン感があった(?)私は普段舞台のオタクなので、映画のイベントにはあまり明るくないのだけど、前に別作品に行った時と同じプレガだから大体どの先行にどこの席が割り振られているのか予想できたので、応募協力や交換いただいたらありがたいことに最前が揃ってしまった。(A列は潰しなので大抵はB列から、マスコミが入るともっと後ろから始まることも)

池袋回、上演時間が本当に早くて…!(8時半過ぎ) 強い意志で起き上がった。

個々の挨拶が段々大喜利になってきて、杢代くんが「王鎧武装!!」って叫んでて笑った。瑠雅くんは話振られると「いやー死の国に行った時は…」と話し出して杢代くんにツッコまれるのもめちゃくちゃ笑った(しかも2回あった)

一番印象に残っているのは、ツムリちゃんのキックが台本ではツムリキック!だけト書きがあって、っしゃ~!はもっとどす黒いアドリブもあったけど、ツムリちゃんだから2割可愛くしよう…って結論に達した話。どす黒いしゃ~!も聞きた~い!と観客からも声が上がったけど、マネージャーストップがかかったという笑 あの綺麗なお顔でどす黒いのめちゃくちゃ気になる…笑

そのまましゃ~!選手権があり、夢奈ちゃんはマネージャーから食い気味にOK出てたり笑、杢代くんは可愛いしゃ~!を披露して、瑠雅くんにそうやって可愛いに逃げるじゃん!って言われる中「こっちのが得意なんで!」って言ってて可愛かった。この二人はいい塩梅でボケツッコミが保たれている…。

 

⑤公開記念舞台挨拶 新宿(1回目) (7/29)

池袋から新宿に移動。スクリーン大きめだけど、前方で映画見てもすごく疲れる!ってことはなかった。バルト9はB~C列の間に中通路があるので、キャストがそこを歩いて登場していたのでかなりゼロ距離だった。

すっかり大喜利と化した自己紹介で、簡くんがレベチイケメンの杢代和人です♪って大嘘吐いてて笑ったし、心ちゃんもバッファポーズの後にツムリ役の杢代和人です♪って大嘘吐いてて、杢代くんがやってねえ~!って言ってて笑った。毎回ネタが変わって本当に面白かった笑

印象に残ってるのは、杢代くんと夢奈ちゃんが藏内さんに謝りたいこととして、ノリで僕たち中学からずっと同級生なんです!って小さな嘘をついちゃって盛り上がっちゃって映画の撮影終わった今も打ち明けられずにいるって話 笑 そこから簡くんがおや?ということをうっかり暴露してしまって結構びっくりした。笑 そうなんだ…。

あと調布回か新宿回か忘れたけど、砂の上に転がされるシーンで、カメラ回ってないのに熱い砂の上が気持ちよくなっちゃって岩盤浴みたいに7、8時間ずっと砂の上で寝てた瑠雅くんと杢代くんが可愛かったけど、火傷には気を付けて!?と思った。笑

 

⑥公開記念舞台挨拶 調布 (7/29)

友達にチケットを渡す約束があったので新宿の2回目は行かず、そのまま調布に向かったんだけど、調布は自分に縁がある場所だったのでこんな所に来てくれるとは!と思ってすごく嬉しかった! 劇場キャパは一番小さかったと思う。

簡くんが力の英寿の衣装で来てくれて、あのブーストバックルぶん投げるふりしてくれて、杢代くんがあ~~!って言いながら客席まで取りに来てめちゃくちゃ笑った。しかも特別に力の道長としてバッファがぶん投げたバックルを瑠雅くんが取りに行くというバージョンも見られて嬉しかった。

印象に残っているのは、隣の人の映画での見所を褒めてそこが好きです!って言う夢奈ちゃんに対して、え、ちょっとさー褒められててズルくない!?って杢代くんと瑠雅くんが話してるのがすごいギャルで良かったのと、その時にワカメみたいな動きをする瑠雅くん。笑 一緒に来てくれた友達はこのワカメが頭から離れなくなってて心バッチリ掴んでて笑った。私も未だに思い出せる。笑

全部の回通して、キャストさん達は客席通路を通って登場・退場していったので、観客が静かに色めき立っていたのが現場の空気を感じられてすごく良かったし、どの回も子供の元気なお返事が沢山聞けたのも嬉しかった!子供と触れ合うキャストさん達、癒しだった。コロナで色んなものが中止になっていた頃は見られない光景だったからね…。杢代くんは涼しい顔してファンサの鬼なので、ハート返してくれたりして嬉しかった。

 

…とここまで書いてまだ半分(まだ半分!?)なので、このまま続けるとあり得ない長さになる可能性が高いので、一旦切って後半に続けたいと思う。すぐ書き上げるつもりですが、後編はほぼ関西編です。

*1:譲ってもらったチケットが最前列だったことなんかもあって、嬉しかった。

*2:首冷やすやつ

推しの姿、横から見るか?画面で見るか?

今年の夏、推しが大きめのイベントに出ているのを見に行ったり(こっちは刀ステ感謝祭)、推しではないけど大きめのライブイベントを見に行ったり(こっちはエビライ)ということが立て続けにあったのだけど、

普段は比較的小さな劇場や箱にしかいないので、今まで気が付かなかったことが気になる切っ掛けとなった。

 

特にアリーナの大きな箱でのイベントやライブには、ステージやステージの左右に大きなモニターが設置されていることがほとんどである。アリーナの後方ともなれば肉眼で見る演者は豆粒サイズなので、ステージから遠い席の観客が表情なんかを見られるようにという配慮だ。所謂天井席*1の場合は最早"救済"と言うべきかもしれない。感謝祭にもエビライにも勿論こうした大きなモニターが設置されていた。

感謝祭はアリーナの中前方くらいにセンステがあって、センステで物語が展開したり、パフォーマンスが行われる時間がそれなりにあった。アリーナ前方やセンステの横辺りのスタンド席に入った時、センステを見るとなると、どうしても後ろを振り向いたり、横の角度から見たりすることになった。そうなると推しの向いている角度によっては真っ直ぐ正面から見られない場合もあるのだけど、それは一般的な舞台でもままあることで、私は推しの細かい表情とか動きを見るのが好きなので、横顔であっても後ろ姿であっても、基本的には直接推しの姿を眺めていた。

しかし、ふと周りの観客が目に入った時、センステで何かが行われていても、そちらを見ずに正面のモニターを見ている人が思ったより多いことに気が付いた。アリーナの時も、スタンドの時も同様に。前に述べた通り、私は折角生の演技やパフォーマンスがその場で行われているのであれば、なるべく自分の目で(あるいは双眼鏡越しに)見たいと思うタイプなので、表情が見える位の距離で推しが演技をしているのに、わざわざモニターばかり見るという行為があまり理解できなくて、そういうものなんだ!?と思った。

ちなみに私の推しは某人の日替わりネタに巻き込まれて1人でセンステに立つ回があって*2、その時に丁度自分がアリーナだったからキメ顔させられているのが角度的に見えなくて、その時はスクリーンを見た。ステージ近くの席に入れた時のモニターって、なんとなくそういう自分の目の補完に使うものなのかな、という印象で捉えていた。なので、ずっとスクリーンを見ている人がそれなりにいたのは結構衝撃的だった。

 

その感謝祭の1週間ほど後にエビライを見に行った。好きなメンバーの子が久しぶりに出演するというので、初めて行ってみた。こちらの公演も会場の真ん中にセンステがあって、そこから十字に四本花道が伸びているようなステージ構成だった。私は譲ってもらったチケットで、ステージ寄りのスタンド1階に入って見ていた。1階真ん中くらいだったので、ステージもセンステも場所によっては肉眼で表情が見えるかな、という場所だった。

EBiDAN全般にめちゃくちゃ詳しいわけではないので分からない曲もあったけど、所属グループが間髪入れずに色んな曲を披露するのは見ていてとても楽しかった*3。私の好きなメンバーの子も楽しそうに踊っているのを見られて嬉しかった。グループでのパフォーマンスはセンステだったので私の位置からは後ろから見るような形になった。私は例のごとくセンステで踊っているのを眺めていたのだけど、隣の子がずっと前のモニターを見ていることに気が付き、感謝祭の時のことを思い出した。

アイドル現場でも同じくモニターの力強し……と思ったが、良く考えると、アイドルは曲中の見せ場でキメ顔をするのをカメラに抜かれることが多いと思うので、その瞬間を見たくてずっと見てるのかもしれないな、と思った。推しメンの良い顔、見たいもんな……。そう考えると、顔が見たい!というファンの子が多いであろうアイドル現場で、後ろ向きのダンスよりモニターで顔を見たいというのは何となく理解できるかもしれない。

その後メインステージで企画があった時にも周りの子たちが画面に注目しているようだったので、この状況なら本人見たくない!?!と思ったのだけど(私は微妙に遠いなと思ったので双眼鏡で見ていた)、そういうものでもないのかな……。ただ、好きなメンバーの顔を大きな画面でじっくり良く見たいという気持ちはすごく理解出来るので、"自分の目で直に見ること"と"大きくハッキリと見ること"のどちらを重視するかという個人の好みの差だけの話なのだろうな~と思った。

 

モニターはその時にメインで行われている演技なりパフォーマンスなりを追いかけて映しているものだと思うので、そこには映らない推しがしたちょっとした仕草とか他のキャストとのコンタクトとかを見逃したくない自分は、やっぱり自分の目で推しを追いかけたいな~と思う。だからといってモニターを見ることを否定するつもりはない。どちらにもそれぞれの良し悪しがあるし、好みなので。

あとアイドルだと、前に述べたように見せ場でメンバーがカメラに抜かれる~というのがテレビや映像なんかでも良くあると思うので、その延長でモニターを見ている人も多いのかも、と推測している。

感謝祭の時は私と同じタイプの人も結構多く見受けられて、舞台メインで通っているオタクはモニターが普段設置されていないことが多いし、目で追いかける癖が染みついている人も多いのかな、と思ったりした。たまに、双眼鏡で推しをロックオンしてずっと追いかけてる子とかをふと見かけると何だかすごく安心する。

 

私もやっぱり自分の目で直に見る推しが一番好きだ~!と思っている。

 

追記

昨日げんじぶのアリーナでのライブを見に行って、少し後ろ向くとセンステ~な席だったんだけど、周りは後ろ姿でも圧倒的にセンステを見てる人が多かったのでやっぱり場所にも現場にもよるな…と思った。同行者の子も「表情も見たいけど本人たちがそこにいるならそっち見たいし…」と話していた。とても良くわかる。

*1:主にドームクラスのデカい会場の一番遠い席

*2:推しが久しぶりに大きいステージに1人で立つのを見るのが、投げキッスしたのに反応をもらえずに帰ってこいというお題だとは思いませんでした(?) 項垂れてて可愛かったです。

*3:かなり余談なんだけど、私何故かさくらしめじのことはずっと知っていて、この時初めて生で見たんだけどす~ごい良かった。若いのに歌にも演奏にも深みがあって……。(私はまたギターを持っている男の話を………)