ささやかな備忘録

いつか死ぬ日の僕のために

これからー続「CLIE」について

前回の記事、本当に沢山の方に読んで頂いているようで恐縮です。

自分と同じ気持ちを抱いている方もいらっしゃるようで、私だけでは無かったのか…と少しホッとしています。

 

この件に関して、私自身も他の方の意見を沢山読みました。

似ていても異なる意見の方もいらっしゃって様々な見解に触れることが出来ましたし、問題点を明晰に書いて下さっている方もいらっしゃって、より問題意識を深く持ちましたし、

CLIE作品を愛していた人たちがCLIEに嫌悪を抱いていく、CLIE作品を観ない決断をしていく様子は凄く胸が痛いし、凄く悲しいです。

 

私は依然として新作には反対ですし、湯澤さんを同じ立場に据えることで起こりうることへの危惧や吉井さんへの不審感、CLIE全体としての動きが何ら無いことへの不審感も募る一方です。

 

ただ、CLIEの作品をこれから二度と観劇しない、という選択は現段階の私には出来ません。

 

前回も書いた通り、私の推しは現段階で出演が決まっている作品があります。

私も既に何枚もチケットを押さえています。

大好きな作品です。

 

作品や、それに関わる原作者さんや演出家さん、役者さんたちに罪は無いです。(そもそも決まった段階ではこんな騒ぎが起こるとは思っても無かった筈です)

友人を連れて観に行くことを告げたら推しはそれは頑張らないと!と言っていました。

魂を込めて役を演じる推しを「見ない」という選択は、やっぱり私には出来ない。

 

だから、それらの作品がこのまま上演される限りは観に行くかな、と思います。

(本当は別所に権利が移るのが一番良いのでしょうけど…急にとなると中々難しいでしょうかね…)

勿論件の作品には、例え推しが呼ばれても行く気はありませんが。

 

でもやはり少し後ろめたさはあります。

大好きな作品と推しを見る機会にこんな気持ちを抱かなければならなくしたこの件を恨みます。

前回も書きましたが非常にアンビバレンスな気持ちです。

 

CLIE側はこの件に関して黙りを決め込んでいるようですが、今後どうなるんでしょう。

早く平穏を返してほしいです。

 

追記

公演、中止になったようですね。

正直推しが関わらないで済むということでホッとしています。

 

ただ、こうして意見を提示してはいましたが、それによってほれ見ろ!公演中止にしてやったぞ!みたいな気持ちは全くありません。

純粋に作品のファンで公演を楽しみにしていた方だっていると思いますし…。

勿論中止になってほしいという思いはありましたが、もし推しが関わったら確実に本人が何も悪くなくても悪い噂が囁かれてしまうことがあると考えたのでそれを恐れていたからです。

 

そして何より一番腹立たしく、悲しかったのはこの件でCLIEの株がだだ下がりして、多くの人がCLIEを離れたこと、推しを観てもらう機会を奪われたことです。

これに関しては公演を中止にしたとしても一度落ちた信用は中々戻らないと思いますし、これからも引っ掛かる部分であり続けるかとは思います。

 

今後どうなるかは分かりませんが、推しに被害が及ばないことを祈りばかりです。