ささやかな備忘録

いつか死ぬ日の僕のために

時を超えた「ありがとう」を伝えたい-彩冷える「バージンスノーカラー Final Season」

1月12日

彩冷える「バージンスノーカラー Final Season」

に行って来ました。

 

気付けばAREA15thの限定復活から去年の感謝祭、この前の正月のAREAまで、気付けば復活のライブには全部足を運んでいたけれど、

その中でも12日の公演は一番良いライブだったと思う。

びっくりするくらい楽しくて、セトリも演出も凄く良かった。

 

始まりが君の声と約束なのは予想してなかった驚きも相まって、当時の映像をバックに演奏しているのを見ていたらまだ初めなのに凄くグッと来た。

後ろに映されている過去がより一層彼ら5人が「今」ここにいて、演奏しているんだってことを強調しているように感じるからかな、と思った。

 

その後も好きな曲とかちょっと意外な曲も沢山聞けた。

GAMEはびっくりしたし、星ヶ丘はギターの音は暖かいのにあおちゃんの歌は切なくて大好きだなって改めて思ったし、

マスカレードや蟻角はめちゃめちゃ踊った。

1秒も残さずずっと楽しかった。

 

あと、本編ラストのデジタルネバーランドやラストの七色で、メンバーみんな眩しい笑顔で、楽しそうに演奏していたのが凄く印象に残ってる。

こちらも思わず笑顔になったし、「ああ、良かった」と思った。

あの発表の前の頃も、4人がバンドを守ろうと始めてくれたあの頃も、勿論笑顔ではあったけど、今考えればギクシャクも空回りもしてたんだろうなと思うから。

 

MCでイン様があのふわふわの調子のまま

当時の本音を語ってくれた。

メンバーが多少当時のことに触れることは今までも聞いたことあったけど、こんなに包み隠さずに心境を聞いたのは初めてだった。

 

話していたのはこんなことだった。

最後のツアーのファイナル、Zeppでのライブが音楽人生一番空虚だったこと。今回みんな同じ楽屋で話して、5人でまたZeppのステージに立っていることが本当に奇跡みたいで嬉しいということ。

当時の話を聞くのは少し心苦しかった所も勿論あったけど、メンバーの口から「また出来て凄く楽しい」って聞けたのが嬉しかった。

 

夢人もケンゾも相変わらずのテンションだし笑、たけぴもイン様もたけぴとイン様だし、あおちゃんが言ってたように「何も変わってない、噛み合っていないようで噛み合っているような感じ」を見られて凄く嬉しかったりした。

勿論、ここ数年メンバー同士がイベントで話してるのを聞くことはあったし、険悪な感じでは無いのかな~と思うことはあったけど、5人がこんな調子で話してるのが夢みたいに思った。

個性が豊かなのとメンバーがバラバラなのは違うもんなぁと思う。

 

あおちゃんが、このライブは、沢山悲しませてしまったけど待っていてくれたみんなへの恩返しのようなものというようなことを言っていたことも印象的だった。

これまでの復活の時は取り敢えず集まって出来るかやってみる、みたいな雰囲気を感じたりもしたんだけど、今回のライブを見て話を聞いて、この人たちは空白の時間を取り戻そうと色んなことを考えようとしてくれてるんだなぁと思った。

 

私は当時田舎の中学生で、ライブに行くなんてそう出来なかったし、5人を生見られたのもイベントでだけで、

音源を聞き込み映像にかじりつきやっと高校生になって、お小遣い貯めてさあライブ行くぞ!って思った矢先にあの発表だったから、めちゃくちゃ悲しかったしもうめちゃくちゃ怒ったよそりゃ!!

4人のAYABIEは暫く通っててそれはそれで楽しかったし好きだったけど、途中で何か楽しくなくなって行かなくなっちゃったりもした。

どんだけ振り回すバンドなの?今さら何?っていう声だってあるとは思う。

 

でも、今の5人を見てると、

今楽しそうにライブしてくれてるなら良いや!って思えるくらい頼もしいしカッコいい。

 

またライブも決まっているし、

今度は悔しい思いをしないように、しっかり見守っていきたいと思う。

 

以前の記事で私はばんぎゃる上がりかけだけど~という話をしたけれども、

彼らがいる限りは上がれないだろうな~!笑

業が深い!!

 

 

また出会ってくれてありがとう。

 

 

(舞台の雑感をまた書きとめようと再び始めたブログなのに、一向に書かず突然ライブの感想なのは許してください笑 推しに偏った感想にならないように書きたいというのもあって舞台の話はじっくり書くと物凄く時間がかかるので…また今度…)